巨人はドラフト1位で隅田知一郎投手の抽選を外し、関西国際大の翁田大勢投手を指名した。
右では彼
1位指名について原監督は「左なら彼を一番と評価していた」と隅田知一郎投手について話した。外れ1位指名では左腕ではなく右の157キロ右腕・翁田大勢投手を指名、今年のこれまでの評価では、ドラフト1位候補に名前の挙がっていない投手だった。
この翁田投手について原監督は「右では彼を1番と評価していた」と話す。前日の指名予想でスポーツ報知だけが翁田投手の外れ1位指名を予想しており、巨人が高く評価していたことがわかる。
翁田投手は巨人の1位指名を受け、「あ、早いなと思った。他のドラフト1位の選手に比べて、実績だったりは全然。巨人ファンの方に、大丈夫かと多分思われていると思う」と話し、1位指名について思いがけないという表情をみせた。しかし、「プロに入ってから、しっかり信頼される選手になっていきたい」と意気込みを見せた。
最速157キロをこの秋に記録、まだ粗さも残るが成長途中の投手。プロでは「リリーフに向いている」と話し、「優勝のかかった試合、緊迫した所を任される投手に」と話した。憧れは大学の先輩である千葉ロッテの抑えのエース・益田投手。巨人でリリーフエースとなるのが目標となる。
よくぞ残っていた
また、原監督は、「もう90点以上ですね。上位指名はもちろんなんですけども、4位、5位、6位、7位とこの辺も非常に魅力ある選手、逆に言うならば、よくぞこういうすばらしい選手たちが残ってくれていたなという風に考えております」と話し、特に下位指名の選手は残っていると思っていない高く評価した選手だった。
投手6人、野手1人という指名について「非常に優れた投手が多かったというところ。もちろんバランス的に言えばもう少し野手もという所はあるんですけども、ジャイアンツ全体のバランスも含めて、今年は投手という形がベストであろう、と我々の中で考えました」と話し、補強ポイントを投手として狙い通りの指名となった。
ドラフト6位の代木大和投手と7位の花田侑樹投手は打撃でも評価をされているが、「まずは投手でしっかりといってもらいたいと。当然、無限の可能性を持っていると思うので、その辺はしっかりとコミュニケーション持ちながらやる。走攻守、野球選手としての能力、センスが非常に高い選手を指名出来たことはありがたい」と話した。


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