日刊スポーツが社会人野球のドラフト候補特集、大阪ガス・河野佳投手、東京ガス・益田武尚投手を紹介

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日刊スポーツは社会人野球のドラフト候補特集を掲載し、大阪ガスの河野佳投手と東京ガスの益田武尚投手を紹介している。

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社会人投手TOP2

大阪ガスの河野佳投手は、昨年秋の都市対抗1回戦の伏木海陸運送戦で9回4安打、無四球完封勝利を挙げている。「調子はあんまり良くなくて、高めに浮いていたけど、要所で失投が無く完封できたと思う」と話した。

昨年は日本選手権で4試合に登板し3勝するなど6勝で最多勝利、防御率0.21で最優秀防御率の表彰を受けた。「細かく狙うのではなく、高さを意識せず、ラインだけを意識することで無駄な考えが無くなって、コントロールが良くなった」と話した。

広陵高校時に150キロを記録し、プロモ注目していた投手が、社会人でさらに安定感のある投手へ成長し、来年のドラフトに向かう。ただし、「まだ1年ある。そこはまだ考えず、1個1個、目標をつぶして最後にそこに行けたらいい」と河野投手は慎重だ。

東京ガスの益田武尚投手も、北九州市立大時代に150キロを超す速球を投げ、ドラフト会議では指名の可能性が高いと見られていた。しかし、まさかの指名漏れとなり東京ガスに進んだ。

昨年の都市対抗では準々決勝のENEOS戦で先発を任されたものの、わずか1球で左脇腹を痛めて降板した。チームは優勝を果たしたが、益田投手は「50点にも届かないくらい。都市対抗のためにやってきたのに、迷惑をかけっぱなしでした」と反省をする。

それでも都市対抗初戦のミキハウス戦では153キロを記録し、大学時代からの成長は確かだ。「球速だけを見ていても仕方ない」と変化球、スタミナなどの強化に取り組み、今年は都市対抗連覇に貢献する投球をみせたい。そして「このチームで結果を残せれば、視野に入ってくると思います」と話した。

現時点で社会人投手のTOP2と見られる両投手は、今年の社会人のドラフト候補選手の中心的存在となりそうだ。

2022年ドラフト候補一覧
2022年のドラフト候補選手一覧です。ドラフト候補選手の動画とみんなの評価もご覧ください。

「プロまだ考えず1個1個目標つぶす」 ー 日刊スポーツ紙面

「会社の人たちに・・・恩返しをしたい」 ー 日刊スポーツ紙面

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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