阪神の新人合同自主トレは第3クールが始まり、ドラフト1位の森木大智投手が初めてブルペンに入った。
絶賛
捕手を立たせたままストレート15球、カーブ5球を投げた森木大智投手は、「ばらつきはあったんですけど、それなりによかったんじゃないかなと。今まで軟らかいマウンドで投げてきたので、硬いマウンドに慣れるのが一番の課題です」と話した。
「今まで順調にきてますし、試しに入ってみようかなってくらいだったので。良いボールを投げるというよりは、マウンドに慣れることがテーマだった」と話す投球だったものの、視察をしていた平田2軍監督は、「真っすぐの質も素晴らしいし、腕の振りもいい。いいカーブを投げるし。一級品だよ、体も含めて。魅力を感じるね」と絶賛した。
そして平田氏は「秋山を彷彿させる馬力を感じる。いい体してるもん」と話し、西条高から2009年のドラフト4位で阪神に入団し、高校卒1年目にいきなり4勝を挙げた秋山拓巳選手の名前を挙げると、「菅野みたいとか、山本由伸みたいとかそんなんちゃう。森木は森木。スケールの大きなピッチャーに育てなきゃいけないなと。将来が楽しみ」と、オンリー1のエースを育てていく決意を示した。
昨年のドラフトBIG3の一人で最速154キロの速球を投げる森木投手、チームのエースになる道を、どのように歩んでいくのか楽しみ。



「今まで順調にきてますし、試しに入ってみようかなってくらいだったので。良いボールを投げるというよりは、マウンドに慣れることがテーマだった」
森木本人は事もなげに振り返ったが、視察に訪れた平田2軍監督からは称賛された。
「真っすぐの質も素晴らしいし、腕の振りもいい。いいカーブを投げるし。一級品だよ、体も含めて。魅力を感じるね」

ベールを脱いだ右腕の剛球に心を打ち抜かれたのは、視察した平田2軍監督と新任の江草2軍投手コーチ。「体は(阪神の)秋山をほうふつとさせる。コントロールがどうとか不安は一切感じさせない。一級品だよ」と指揮官がうなれば、江草コーチも「(球が)ピストルみたい。ピュワーン! みたいな」と直球の伸びと威力を絶賛した。
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