福岡大の149キロ右腕・木下里都投手が1安打10奪三振完封勝利

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九州六大学リーグでは、福岡大が久留米大に5−0で勝利、木下里都投手が9回1安打10奪三振で初完投初完封勝利を挙げた。

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遊撃手から転向

木下里都選手は福岡舞鶴高校では遊撃手としてプレーしていたが、強豪の福岡大に進むと、「打力が弱いので定位置獲りは難しい」と投手転向を決断したという。182cm右腕で肩も強かったが、大学3年春まではリーグ戦での登板はなかったものの、昨年秋に1イニングだけ登板をした。

それでもオフにためを作って球持ちをを長くするフォームを習得すると、最速149キロの速球にスライダー、カットボールを投げる投手に成長し、この日、リーグ戦初先発をした。

久留米大は前日の1回戦で、福岡大のエース・村上幸人投手をノックアウトするなど打線が活発だったが、木下投手はストレートと変化球を織り混ぜ、三振を奪って抑えていく。9回を投げて1安打10奪三振で初完投勝利を完封で飾った。

身長も速さもある右腕投手で、今後、注目度が高くなってくるかもしれない。楽しみな投手となった。

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3試合が行われた。福岡大は久留米大を5―0で下した。リーグ戦初先発の4年生右腕、木下里都(りと)が1安打10三振の快投で初勝利を初完封で飾った。

福岡舞鶴高では遊撃手。入部も野手としてだったが「打力が弱いので定位置獲りは難しい」と投手転向を決断した。だが道は険しく、昨秋も登板は1試合1イニングだけに終わった。最終学年を前に昨オフは一念発起し同学年の村上と合同練習。エースの投球術を学んだ。1メートル82の長身を生かし、タメをつくり球持ちを長くしてバットを押し込む力強いフォームを会得。最速149キロの速球と鋭いスライダー、カットボールを身につけて本格派右腕に成長した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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