阪神は、今秋のドラフト1位候補として、白鴎大の曽谷龍平投手をリストアップしていることがわかった。
補強ポイントの左腕投手
阪神は昨年のドラフト会議で左腕投手を補強ポイントとし、2位で創価大の鈴木勇斗投手、3位で新潟医療福祉大の桐敷拓馬投手、育成1位で中京大の伊藤稜投手と3人の即戦力左腕投手を指名した。また、2020年にもJR東日本の伊藤将司投手を2位で指名している。
阪神の球団関係者は「投手は毎年、一定数を獲らないといけない。もちろん左は補強ポイント」と話し、今年も左腕投手の獲得をポイントとしている。その中でドラフト1位候補にリストアップされているのが白鴎大の曽谷龍平投手だ。
曽谷投手は183cm79kgの左腕投手でスリークォーターから151キロの速球を投げ、ストレートの質の良さとスライダー、チェンジアップのキレもよく、今年の春のリーグ戦では5月1日の松本大戦でノーヒットノーランを達成している。また、侍ジャパン大学代表選考合宿の紅白戦でも、最速151キロの球で2回無失点に抑え、見事に代表に選出された。
阪神はリーグ戦、そして代表選考合宿を畑山統括スカウトなど複数のスカウトで視察しており、6月28日に行ったスカウト会議でも大学生の候補について絞り込みを行った模様だ。
他にも左腕投手の指名候補として、日体大の矢澤宏太投手、京都国際・森下瑠大投手、日本通運の大学卒2年目の147キロ左腕・高野脩汰投手などをリストアップしている模様で、今年も複数人の左腕投手の指名となるかもしれない。


阪神にとって左腕は積年の補強ポイント。昨秋ドラフトでも2位・鈴木、3位・桐敷、育成1位・伊藤稜と3投手を指名したが、まだ必要だ。球団関係者も「投手は毎年、一定数を獲らないといけない。もちろん左は補強ポイント」と話した。
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