阪神は、畑山統括スカウトが高松商の浅野翔吾選手をドラフト1位候補として評価していることがわかった。
甲子園の総括
阪神は前々日に12日にスカウト会議を開き、高校生のドラフト候補選手の絞り込みを行っているが、この日は夏の甲子園ですべてのチームが出場したことから、畑山統括スカウトがマスコミに対応した。
その中で高松商・浅野翔吾選手について、「もちろん、浅野君が筆頭になると思う」と真っ先に名前を挙げた。守備や走塁には課題があるとしたものの、「体は決して大きくないですけど、パンチ力もある。元々の能力というのは持っている選手なので、そういう面で三拍子揃った非常に楽しみな選手」と評価した。
スカウト会議では内野手として推す声があったといい、「高校生で、いろいろな可能性がある。内野経験はないかもしれないが、いろんな意味で能力が高い選手という評価をしている」と話した。
阪神は内野手では小幡選手、遠藤選手、高寺選手選手が全員左打者、また20歳前後では井上選手が右の強打者と期待されるが、大学生でも右の強打者・立教大の山田健太選手に注目しており、右打ちのスラッガーで内野を守れる選手が補強ポイントにもなっている。
また、畑山統括は大阪桐蔭の松尾汐恩捕手についても、「コンスタントに結果を出してくれる。今年の中では数少ない選手。」と評価し、「捕手だけじゃなくいろんな可能性がある」と話し、内野手・外野手としての可能性についても見ているという。
内野手では天理の戸井零士選手を評価し名前を挙げたが、浅野選手や松尾選手を内野手として評価していることから、やや物足りなさを感じているのかもしれない。
その他では近江の山田陽翔投手を「ある程度完成されている」と評価し、日本文理・田中晴也投手、富島・日高暖己投手の名前を挙げ、さらに甲子園未出場の京都外大西の西村瑠伊斗選手の名前も挙げた。

虎高評価、浅野・松尾・戸井 − デイリースポーツ1面

畑山俊二統括スカウトが報道陣に対応。11日の佐久長聖との2回戦で2本塁打を放った浅野に関しては12日のスカウト会議で内野手として推す声が上がったことを明かした。
「高校生で、いろいろな可能性がある。内野経験はないかもしれないが、いろんな意味で能力が高い選手という評価をしている」

前日12日にはスカウト会議を開き、選手の評価も確認。大阪桐蔭・松尾汐恩(しおん)捕手(3年)、天理・戸井零士内野手(3年)、投手として評価が高い近江・山田陽翔(はると、3年)、富島・日高暖己(あつみ)投手(3年)らの名前も挙がった。

コメント