明治神宮大会は広陵高校が登場し、来年のドラフト1位候補・真鍋慧選手が昨年の大会に続いて、通算48号となるホームランを放った。
昨年よりも
189cm93kgの体は筋肉質で太さではなく、癖のないきれいなフォームからホームランを放つ。真鍋慧選手はこの日、7回の先頭打者で打席に立つと、高めのストレートをフルスイングし、高い打球はライトスタンドへ放り込まれた。
昨年の明治神宮大会でも1年生でホームランを放っており、これで2年連続となる。高校通算は48号で、「とてもいい感触。昨年よりも弾道が高かったし、いい角度」と昨年よりも良い当たりだったと感想を話した。
この打撃を、視察した各球団のスカウトが絶賛している。
巨人・榑松スカウト部次長:「ホームランバッターの弾道。飛ばす能力は魅力」
中日・米村シニアディレクター:「ホームランアーティスト。あの角度が打てるのは天性。佐藤輝のような素材」
東京ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク:「スケールアップしましたね」
広陵の中井監督も「飛距離があり、どちらにも長打が打てて勝負強い。彼が打つとチームが乗る。ずっと引っ張ってくれている」と評価した。
来年は高校通算90本塁打の佐々木麟太郎選手、九州国際大付の佐倉侠史朗選手と並び称される中で、二人とは少し違ったタイプのスラッガーに見える。一塁手ということで、その点がどのように評価されるかという点はあるものの、それを度外視しても将来のチームの主砲候補として欲しい選手になるのは間違いない。
今大会は更に打ちそうで、なにより来年、甲子園でのホームランを大いに期待したい。


巨人・榑松(くれまつ)スカウト部次長は「ホームランバッターの弾道。飛ばす能力は魅力」と称賛。中日・米村シニアディレクターは「ホームランアーティスト。あの角度が打てるのは天性。(阪神の)佐藤輝のような素材」と高評価した。

甲高い打球音を残して舞い上がり、7秒近くもかけて右翼席中段に落ちた。190センチの巨体で軽やかにベースを回った広陵・真鍋は「とても感触が良かったです。弾道が高くて、いい打球でした。神宮大会で打ててうれしい」と高校通算48号を自賛した。中日米村チーフスカウトは「まさにアーチスト」と驚き、ヤクルト橿渕スカウトグループデスクは「スケールアップしましたね」とうなった。



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