青山学院大の153キロ右腕・常広羽也斗投手が、明治安田生命とのオープン戦で今年実戦初登板をした。この試合には2球団4人のスカウトが視察に訪れた。
「いいですね」
常広羽也斗投手はこの日の試合で先発すると、最速は148キロを記録し、テンポよく5回を投げて4安打6奪三振無失点と安定した投球を見せた。「やりたいことはできました。相手が社会人なので、単打は打たれて当然。ストライク先行で長打を打たれないように心がけて投げました」と話した。
この日は2球団4人のスカウトが視察し、中日の松永スカウト部長は「昨年は力むイメージだったけど、今日は全く力感がなくコントロールもよかった。暖かくなれば150キロは越えるでしょう。いいですね」と評価した。
常広投手は、まだ線が細いものの全身を使った躍動感有るフォームで素晴らしい威力のあるストレートを投げ、昨年12月の侍ジャパン大学代表候補合宿でも圧倒的な投球を見せていた。今年のドラフト上位候補は間違いなく、1位指名の可能性もかなり高いと見られる。
2月は状態があまり良くなかったというが、「今日は可動域が広がり、意識していたことが表現できました。これから暖かくなってくれば、球速も上がってくると思う。結果を意識せず、ストライクゾーンに集め流れを引き寄せる投球をしていきたい」と話す。安藤監督も「こういう投球もできるということを証明してくれましたね」とエースの好投に目を細めた。
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