東京スポニチ大会、TDKの152キロ右腕・権田琉成投手が2回無失点、12球団視察しDeNA元スカウト部長が分析

社会人野球ドラフトニュース 2023年ドラフトニュース

社会人野球の開幕の大会となる東京スポニチ大会が始まり、TDKは152キロ右腕として注目される権田琉成投手がリリーフで登板した。

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アピールなるか

権田琉成投手は152キロの速球を投げる社会人屈指の投手として注目される。この日の王子戦は0−2の7回に登板すると、2回を投げて2安打無失点、最速は145キロだった。「2イニング目はちゃんと投げられたが、自分の出力が出せていなかった」と話した。

本来の調子ではなかったものの、この日は12球団のスカウトが視察に訪れており、「真っすぐをアピールポイントとして1年間やっていきたい」と話した。

スポニチでは元DeNAのスカウト部長だった吉田孝司氏が権田投手の投球を分析しているが、「2段モーションの投球フォームは左足を踏み出していく時にタメがあり、投手としてのセンスを感じさせる。前でリリースすることができた時のスライダーには切れがあった。」と評価し、「長いイニングよりもリリーフに適性があると思う。」とリリーフ投手として見ている。

ただし、「気になるのは左足がアウトステップしてしまうところ。山崎康晃のようにインステップする投手はプロにも多くいるが、力が伝わりづらいアウトステップする投手は少ない。」と課題も指摘し、「アウトステップせず左肩の開きを抑えることができれば球威はさらに増す。」と評価した。

リリーフとして150キロ台の球を投げ込み、今年1年間投げられれば、秋のドラフト会議では即戦力リリーバーとして指名があるのではないかと思う。

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