最速153キロ右腕の青山学院大・常広羽也斗投手が、東都リーグ開幕日の駒澤大戦で先発し、最速150キロの速球で7回途中まで登板した。この試合には12球団の首脳クラスが視察し、それぞれが高い評価をつけたようだ。
スカウト部長クラスが高評価
常広羽也斗投手は昨年までリリーフで登板し、最速153キロの勢いのあるストレートを投げていた。今年からは先発としてチームの大黒柱となる。この日はそれを示すリーグ開幕戦で先発をした。
6回までは最速150キロのストレートと鋭い変化球を投げ、無失点の投球を見せた。しかし7回に1アウト2塁の場面でレフトオーバーの二塁打を浴び、1失点で降板した。チームは9回表に同点に追いつくもその裏にサヨナラ負けを喫した。
「1戦目と3戦目に投げる投手がエースだと思うので。球数をたくさん投げられる練習をしてきました」と先発に向けて調整をしてきたが、「先制点を与えてしまったので。あのままゼロに抑えていれば、1―0で勝てたかもしれない」と先発投手としての反省した。
それでも視察をしたスカウトの評価は高い。この日は12球団の編成の首脳クラスが視察し、下記の様に評価をしている。
中日・松永スカウト部長:「体が柔らかいし、コントロールがいい」
巨人・水野スカウト部長:「楽天の岸みたいなタイプ。この時期に150キロは出るし、フォークもいい」
東北楽天・後関スカウト部長:「ピンチになるとギアを上げられる」
今年のドラフト上位候補は間違いないと思う逸材で、まだまだ伸びしろがあると思う。先発投手となることでどのような変化が起こるのか、昨年以前と比較をしながら注目をしてゆきたい。
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