ウイン北広島の150キロ右腕・早川太貴投手、硬式と軟式の二刀流でエスコンフィールドの地元からプロ入り目指す

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エスコンフィールドの本拠地のある北広島市から、北海道日本ハム入りを目指す150キロ右腕投手がいる。

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大学時に急成長

早川太貴選手は185cm94kgの体から昨年12月に最速150キロを記録した。北広島市の職員として働き、硬式野球のウイン北広島でプレーするとともに、市役所の職員として軟式野球でもプレーする。

江別市の大麻高校でプレーをしていたが、高校3年時には右腕の疲労骨折をし、最後の夏は投げられなかった。当時は「出ても130キロ、125キロ位」と話す。しかし、小樽商大に進むと1年の冬からウエートトレーニングを中心に筋力をつけ、2年春には体重が10kg増えて90kgになると球速は140キロ台に到達した。

その後も山本由伸投手も用いているジャベブリックスローや、キレダスといったやり投げ、弓投げの機材をで投球フォームを改善すると、「ボール以外で投げると、手先だけじゃ投げられない。体全体で投げる感覚をつかめた」と効果があり、球速は147キロになった。

北広島市役所に就職するとウイン北広島に加入し、昨年8月に行われたJABA北海道結成記念大会で日本製鉄室蘭シャークスと対戦すると、9回途中までを無失点に抑える好投を見せ、9月には北広島職労の投手として軟式の全日本自治体職員等野球選手権大会に出場し準優勝に貢献している。そして昨年12月には最速150キロを記録した。

今年春にはエスコンフィールド北海道がオープンし、地元に北海道日本ハムが来た。大勢の野球ファンが球場に訪れているが、「僕は行かないって決めた。プロになってから。もちろん行きたいのはファイターズですし、みんな応援してくれると思うんですけど、選んでくれるところが他にあるなら。ちっちゃい頃からの夢だったので、どこでも行きます」と話し、プロ入りして球場に足を踏み入れることを目標にしている。

北海道日本ハムのスカウトも注目をしているという地元の隠れた逸材、ストーリーも十分あり、ドラフト会議での指名となれば非常に注目されそうだ。社会人野球の選手は育成指名に難色を示しまだ指名をされていないが、育成指名を受けられるようになればプロ入りは十分可能性があると思う。

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北海道日本ハムファイターズ、コンサドーレ札幌、レバンガ北海道などをはじめとする道内プロ・アマスポーツのニュースや話題を中心に、道新スポーツ記者のコラムなどのサイト限定記事も掲載します。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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