大阪商業大で最速154キロの速球を投げる大学屈指の右腕・上田大河投手が、大阪経済大を完封し今季5勝目を挙げた。この試合には11球団のスカウトが視察し、巨人、千葉ロッテ、東京ヤクルトのスカウトが評価した。
チームを勝たせるピッチング
上田大河投手はこの日の最速は147キロ、初回、2回にランナーを出しながらも興奮どころじゃなくなった。逆に冷静になった」と無失点に抑えると、3回以降は3安打に抑え9回を無失点に抑えた。「球数が多くて、その分、ピンチも多かったし、今日は暑くて後半は少しバテているかなと言う印象があった。それでも抑えるのが仕事なので、打たれない配球を、チームを勝たせるピッチングをしようと思った」と話した。
上田投手は昨年の侍ジャパン大学代表にも選ばれるなど、今年の大学生投手を代表する右腕だが、昨年12月の侍ジャパン大学代表候補合宿では紅白戦で打ち込まれてもいた。しかし、冬は足腰を鍛えると4月16日の龍谷大戦で最速154キロを記録し、主将としても「今までは先輩に連れて行ってもらっていた部分もあるので、キャプテンとして、主力として次は連れて行く番」と話す。
この日は11球団のスカウトが視察をしたが、
千葉ロッテ・榎アマスカウトディレクター:「ピンチで直球の勢いが増す。変化球はどの球でもカウントが取れる」
巨人・渡辺スカウト:「馬力がある。状態が悪くても粘って抑えられる。右の本格派だけど、変化球でも打ち取れる」
東京ヤクルト・阿部スカウト:「総合力で抑えることのできるピッチャー。無失点で切り抜けてたし、下級生の頃から投げていて切り抜け方と経験値がある」
と高く評価をした。
「落ち着いて先のことは考えずに、目の前の試合を1個1個やっていって、ドラフトの日に名前を呼ばれたら」と話し、ドラフト会議での指名を思う上田投手、まだ本来の調子とは言えない感じもするが、ドラフト会議では1位か2位で指名される可能性が高いと思う。

巨人の渡辺スカウトは「馬力がある。状態が悪くても粘って抑えられる。右の本格派だけど、変化球でも打ち取れる」と評価した。

スタンドには11球団のスカウトが集まった。ヤクルトの阿部スカウトは上田について「総合力で抑えることのできるピッチャー。無失点で切り抜けてたし、下級生の頃から投げていて切り抜け方と経験値がある」と評価した。

NPB11球団のスカウトが熱視線を送った。ロッテの榎康弘アマスカウトディレクターは「ピンチで直球の勢いが増す。変化球はどの球でもカウントが取れる」と評価した。
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