ヤクルトのドラフト指名5選手がキャンプ視察、奥川恭伸投手の投球に1位・西舘投手が驚き

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松山で行われている東京ヤクルトの秋季キャンプに、ドラフト会議で指名された選手のうちドラフト1位の西舘昂汰投手など5選手が訪れ、この日、154キロを記録して3回無失点に抑えた奥川恭伸投手の投球などを見学した。

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同世代

ドラフト1位指名の西舘昂汰投手にとって、奥川恭伸投手は高校時代の同学年で、佐々木朗希投手と共に世代を代表する投手だった。その奥川投手とドラフト1位という所で肩を並べるまで大学で成長をしている。

この日のキャンプでは来年の復活を目指す奥川投手が、愛媛マンダリンパイレーツとの練習で先発すると、3回を投げて22球で無失点、最速154キロを記録する投球を見せた。この投球に西舘投手は「真っすぐの球威に驚いた。ここでいろいろと学んでいきたい」と刺激を受けていた。

西舘投手ももちろんだが、同世代の選手がドラフト1位で入ってきた事で、奥川投手にとっても刺激となることは間違いないだろう。世代を代表する投手として、2021年に9勝を挙げたものの故障もあり、大学生で入ってくる投手達との差は9勝のみ。登板ができずにいれば、通算成績であっという間に抜いていく同世代の投手もいるだろう。

来年、奥川投手にとっても西舘投手にとっても。そして同学年でプロの舞台に立つ他球団の大学生投手たちも、ライバルとして刺激をし合いながら素晴らしい成績を残していくのではないかと期待される。

2023年ドラフト会議指名選手一覧
2023年のドラフト会議は10月26日に行われ、支配下ドラフトが72人(昨年より+3人)、育成ドラフトが50人(昨年より−7人)の、合わせて122人(昨年より-4人)が指名されました。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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