愛工大名電・濱田達郎投手、10三振2失点完投!5球団のスカウト視察

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 大谷翔平投手、藤浪晋太郎投手と共にBIG3と呼ばれている愛工大名電・濱田達郎投手が夏の大会で初登板した。中部大第一との試合で先発すると最速138kmと抑えめな投球で初回に1点を失う。しかしスライダーを多く投げて9回を7安打2失点、10奪三振で完投した。

 センバツでも大谷、藤浪が150kmをマークする中で同じようにスピードにこだわらず淡々と投げてベスト16まで勝ち進んだ。しかし昨秋は140km中盤のストレートをバンバン投げていた。観客としては昨秋の秋のような投球を最後の夏に見せるかと思われたが、この試合においてはセンバツでのスタイルだった。

 浜田投手は「160キロは凄い。ただ特に意識することはない」と話しマイペースを強調した。この試合には中日など5球団が視察、登板が予定されていた割には来た球団も少ない印象だが、昨秋のピッチングとセンバツでのピッチングで実力はもうわかっている。甲子園までどのようなスタイルで勝ち進むか注目したい。

愛工大名電・浜田10K完投発進も「きょうは6割」 - スポーツニッポン:2012/07/22

 花巻東・大谷、大阪桐蔭・藤浪と並んで「高校ビッグ3」と称される愛工大名電の147キロ左腕・浜田が、今夏初戦の中部大一戦に先発。7安打2失点ながら、毎回の10奪三振で完投し「最初は無駄な力が入ってしまった。きょうは6割だが、これくらいの投球でいい」と上々のスタートを切った。

 地元の中日など5球団のスカウトが熱視線を注ぐ中、初回に先制されたが、2回以降は冷静な投球を取り戻した。大谷が160キロを出し、藤浪も無失点スタートを切ったことは百も承知。「160キロは凄い。ただ(2人を)特に意識することはない」。最速138キロ止まりも、変化球主体の組み立てで的を絞らせなかった。

 

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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