プロ野球の春季キャンプがスタートし、横浜DeNAのドラフト1位ルーキー・度会隆輝選手は、フリー打撃の初スイングで柵越えを放った。
他球団警戒
この日、初のプロ野球キャンプに臨んだドラフト1位ルーキーの度会隆輝選手、午前中にノック、午後からベースランニングの後、ティー打撃で悲鳴を上げながらスイングを繰り返すと、「6、7割」という状態でスタートしたフリー打撃で初球に逆風を突くライトの柵越え弾を見せた。「初球でつったっす。でももう治ったっす」と笑った度会選手、「結構アゲンストだったので入るとは思わなかったんですが、結果的に初球からホームランになった。ホームランはこだわりたいし、シャープに打てて良かった」と話した。
この打撃に他球団のスコアラーも警戒した。
広島・土生スコアラー:「引っ張っていたけれどパンチ力はあるね。いい打者だと思います。西川みたい。」
巨人・真田スコアラー:「ヘッドの使い方がものすごくうまい。打球も落ちずに伸びていく。ドラフト1位ですし、警戒する打者です。」
中日・井本スコアラー:「思った以上にコンパクトだね。打球も飛ぶ。そこまで振っている感じはないのに角度がつくというところで、これからいろいろ分析していきたい。」
目一杯振る感じではなく、ヘッドを使ってシャープに振り抜く。打球の角度が良く、打球はぐんぐん伸びてスタンドに入る。この日は30スイングで3本の柵越えを見せ、ドラフト1位3球団競合の力を見せた。
体は他の選手に比べると細い。度会選手もそれを認識した。今年、度会選手は活躍を見せてくれると思うが、来年以降、体格が他のプロ野球選手並になった時に、どんな凄さを見せてくれるのかと思う。




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