侍ジャパンの井端監督は、今年11月に行われるプレミア12にもアマチュアの選手を呼ぶ可能性を示唆した。また、今回の代表に招集された4人の大学生以外にも候補がいることを明かした。
名前は伏せる
井端監督は11月のプレミア12について、「いい選手だったら学生、アマ問わず候補。判断するのは大学、本人、ドラフト指名されていたら球団」と話し、アマチュア選手を呼ぶ可能性を話した。「ジャパンだからね。極端に言ったら小学1年生でも170キロ投げたら選ぶ。日本のためにもなる」と年齢などを問わずに候補とする。
また、今回の代表にも「迷った選手も何人かいますよ」と話し、他にも大学生の候補がいた事を明らかにした。井端監督は各地の大学リーグを視察するほか、昨年12月の侍ジャパン大学代表候補強化合宿も視察しており、名前は伏せたものの、大阪商業大・渡部聖弥選手や法政大の157キロ右腕・篠木健太郎投手、環太平洋大の左腕・徳山一翔投手、青山学院大の佐々木泰内野手などが候補だったと見られる。
ただし11月には明治神宮大会が行われるため、大学生で大会に出場する選手は大会期間とプレミア12の期間が重なるため、なかなか難しいと可能性もある。それでも、ドラフト会議で指名された選手を中心に候補として名前の挙がる選手がでてきそうで、プロ入り前にその選手の力を見る機会となるかもしれない。
井端監督は今回の試合で最速157キロを記録した中村優斗投手に、「160キロで入ってきちゃう」と、秋までに160キロを記録する可能性について話し、今後も各地のリーグ戦などの視察をしていくとした。
目指すのは2026年のWBCと2028年のロス五輪、侍ジャパンの陣容を厚くして臨みたい。



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