秋季高校野球北海道大会の地区予選で、札幌創成の2年・石井大貴投手が登板し、48球全てストレートで札幌平岸を3回ノーヒット4奪三振に抑えた。
144キロ右腕
石井大貴投手は188cmの長身右腕投手として注目されたが、1年秋に右足首の骨折、今夏は右肩の故障で1年以上公式戦に登板できていなかった。しかし、その間に体作りで体重を15kg増やして90kgとすると、球速も144キロを記録するまで成長した。
この日の札幌平岸戦で5回から、昨夏以来となる久々の公式戦登板をすると、 初回に先頭から2者連続三振、6回には四球と味方のエラーでノーアウト1,2塁とされたものの無失点に抑えると、7回は三者凡退に抑えた。3イニングを投げて48球全てがストレート、ノーヒットで4奪三振無失点と力を見せた。
最速は137キロだったが、外野にも打球が飛ばなかった。「真っすぐだけで抑える自信があった。きょうは抜け球が多くて本調子じゃなかったけど、調子が良ければ出る」と140キロは出せると話した。
体作りができたことで、「コントロールが安定した」と話す石井投手、次は地区突破をかけて強豪の札幌国際情報と対戦する。背番号1の石井投手は「やっと大会で投げられてるので、今までの気持ちを全部出したい」と話した。
188cmから144キロの速球を投げる右腕投手、来年のドラフト候補として非常に楽しみで、今後、どんどん注目される投手になりそうだ。
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【高校野球】札幌創成が7年ぶりの全道大会に王手…460日ぶり公式戦登板の石井大貴が3回無安打無失点 - スポーツ報知
2地区で6試合が行われた。札幌創成は8―1の8回コールドで札幌平岸に勝利し、7年ぶりの秋季全道大会出場に王手をかけた。右肩のけがから復帰した大型右腕・石井大貴(2年)が5回からマウンドに上がり、3回
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