北海道日本ハムは10月16日に今年5回目となるスカウト会議を開き、ドラフト会議での指名候補を約100人に絞り込んだ。ドラフト上位候補選手の評価が終わり、福岡大大濠の二刀流・柴田獅子選手について名前が挙がったもよう。
二刀流
リストアップした約100人の内訳は、高校生が50人、大学生30人、社会人・独立リーグで20人とした。
ドラフト1位指名選手については木田GM代行が「まだ決めていない」と話した。また栗山CBOがCSの行われるPayPayドームに移動して取材に応じると、「上位候補はしっかり話し合った。みんなが言っているような上位の選手の評価は終わっている。」と話したが、「どういうものがファイターズらしいのか時間を掛けて議論した」と、チーム作りの方針をみんなで共有したうえで、「「最初は一番誰が欲しいんですかって話のときに、やっぱり二刀流の選手含めてつくらなきゃいけない感じもちょっとある」と話した。
そして、「何でオレが福岡にいるのかとかも含めて、いろんなこと考えなきゃいけない」と話し、福岡大大濠の二刀流・柴田獅子選手をドラフト1位指名候補に挙げられていることを示唆した。
北海道日本ハムはその年のナンバーワンの選手を1位指名する方針を続けており、菅野智之投手や大谷翔平投手なども1位指名をしてきた。その上で栗山氏は宗山塁選手などを評価した上で、「ただウチはいろんな勝負をしたい。プロ野球全体としても新しいスターをつくらなきゃいけない。こっちはいろんな方法考えながら、最初にいけないかって話はしたけどね」と話し、「最終的にはギリギリまで引っ張る」と、ドラフト会議直前まで、いろいろな選手の指名の可能性を考えるとした。
柴田選手は187cmの大型右腕投手で、投手としては149キロの速球を投げ、打撃でも高校通算19本塁打の左の大砲で、ともにポテンシャルの高い二刀流選手として注目される。
北海道日本ハムはこれまでの方針通りであれば宗山選手、または金丸夢斗投手の1位指名が最有力と見られており、それは変わらないと思うが、抽選で外した場合には柴田選手の1位指名の可能性がありそうだ。






コメント