日本ハムもドラフト１位は明日決定、新庄監督の要望は「想像していたところは同じ」

北海道日本ハムはドラフト会議前日のスカウト会議を都内のホテルで行った。栗山CBOは、「方向性は絞って最終的に明日」と話した。

新庄監督も要望伝える

この日は新庄監督も出席し、現場からの要望についても意見を述べたという。栗山CBOは、「監督から具体的に、ここはどうですかっていう話は頂いた。監督の中にははっきりしたイメージがあるし、それはこちらが想像していたところは同じ」と話し、現場の要望とフロントの意見が一致していたとした。

その上で、「相当話したけど、方向性は絞って最終的には明日。決まり切っていないので、もう1回再確認をしてという感じ」と、議論を重ねたものの決定することができず、ドラフト会議当日に決めるとした。

また投手や野手などについても決めておらず、「本当に来年頑張ってくれる選手がいれば、というところもあるし、3年後にチームの中心になる選手がいるんだったらそっちにいきたい。両方とも選択肢がある」と即戦力か高校生かという事も明らかにしなかった。

北海道日本ハムは昨年に、左腕の細野投手をドラフト１位で獲得している。その年のナンバーワンの選手の指名を行う球団だが、候補に挙がる金丸投手の指名となれば２年連続の左腕投手の指名となり、宗山選手の指名となれば、ここ数年、指名をしてきた水野選手や奈良間選手などとポジションが重なる形になる。

高校生の石塚裕惺遊撃手なども含めて将来的な視点も入れながら、最終的にドラフト１位指名を決める事になる。