日本ハムは地元北海道出身の外野手、仙台大・平川蓮選手をリストアップ「なかなかの選手」

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北海道日本ハムが、地元北海道出身で仙台大のプロ注目外野手・平川蓮選手をリストアップしていることがわかった。担当スカウトも「トータルで見てもなかなかの選手」と評価している。

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父親は北海高校監督

平川蓮選手は187cm91kgと恵まれた体があり、広角にヒットを打ち分ける打撃技術をもつと共に、目の覚めるような一発も放つ外野手。またこれだけ大型なのに50m5.8秒を記録する足があり、その身体能力の高さも注目されている。

北海道出身で父は北海高校の平川敦監督、高校は札幌国際情報でプレーし投手として投げていた。仙台大に進学してから野手に専念すると、もともとは左打ちだったが大学2年からスイッチヒッターに挑戦し、3月30日の日本製紙石巻との交流戦でも右打席でホームランを放つなど、左打席だけでなく右打席でもホームランを放つようになった。

これだけの特徴を持つ平川選手を、地元の北海道日本ハムがリストアップしているとスポーツニッポンが報じた。日本製紙石巻との試合も担当の白井スカウトが視察しており、「肩も足もいい。体のサイズもあるスイッチヒッターと、トータルで見てもなかなかの選手」と評価していた。

北海道日本ハムは、2018年にドラフト4位で獲得した万波中正選手が大きく成長しライトを定位置としている。センターとレフトは、主力の松本剛選手や2022年ドラフト1位の矢澤宏太選手の他に、昨年に現役ドラフトで獲得した吉田賢吾選手も加わり、他にも五十幡亮汰選手、今川優馬選手、野村佑希選手などが争っている。

2023年のドラフト会議では、3位で山梨学院大の宮崎一樹選手を指名した他、5位で星野ひので選手、育成でも平田大樹選手を指名したが、昨年は外野手の指名はしておらず、今年は外野手の指名も可能性がある。

ただし、平川選手は外野手だけでなくサードやファーストなどでも出場しており、プロでは内野手としての可能性も秘めている。今年のドラフト候補でも、外野手を補強ポイントとした球団は、必ず名前が挙がってくるトップクラスの選手で、ドラフト上位でなければ獲得ができない可能性が高い。まずは日本ハムが投手と野手のどちらを優先するかによって、縁がつながってくるだろう。

万波選手に二刀流の矢澤選手、俊足の五十幡選手、ベテランの松本選手、そしてスイッチヒッターの平川選手が加われば、非常にバラエティに富んだレパートリーの豊富な外野陣になるだろう。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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