大学日本代表候補・仙台大の平川蓮選手がオープン戦で本塁打、内野の守備も見せ楽天スカウトが評価

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187cmの大型外野手として、侍ジャパン大学代表候補の強化合宿にも参加している平川蓮選手が、この日のオープン戦で3ランホームランを放った。またサードの守備にもつき、東北楽天のスカウトがその可能性を評価している。

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三拍子揃った選手

平川蓮選手は187cm91kgと大型外野手だが、50m5秒8の俊足と遠投120mの肩を持ち、スイッチヒッターという器用さが特徴の選手で、ホームランを狙うスラッガーというよりはアベレージも残し、走って守れるタイプの選手だ。

この日の白鴎大とのオープン戦では第1打席でドラフト候補左腕の松永大輝投手と対戦し、右打席に立つとレフト前にヒットを打った。第3打席は1アウト1,3塁の場面で右腕投手を相手に左打席に入ると、ライトへ3ランホームランを叩き込んだ。

もともとは右打者だったが、高校3年時に左打者に転向しているが、大学2年からスイッチヒッターとして両打席で打撃を見せている。「フルカウントで真っすぐをはじけた。右では当れば飛ぶけど、試合でホームランはない。左では20本目くらい。」と話し、左打席だと長打が出ると話した。

またこの日はサードの守備にもついた。「もともと小学校で捕手もしていて、今までいろいろやってきた」と話すように、大学入学時はショートの守備を練習しており、内野手としての可能性も見せる。

この日は東京ヤクルト、東北楽天など3球団のスカウトが視察をしたが、東北楽天の沖原スカウトグループマネージャーは「パンチ力があるし、内野のショートスローも十分」と攻守に評価をしている。

投手としても145キロを記録したこともある平川選手、打撃でも守備でも大きな可能性を見せている。足や肩、パワーといった身体能力も十分で、打撃もクセがない。

昨年のドラフト会議では西川史礁選手、麦谷祐介選手、渡部聖弥選手といったスラッガータイプの外野手がドラフト1位2位で指名されているが、平川選手はタイプとしては違うものの、2023年DeNAドラフト1位の度会選手、2021年中日ドラフト1位のブライト健太選手くらいの評価になってもおかしくない。最終的にドラフト2位までの24人に入ってくる可能性も十分にある。

例えば6月の大学野球選手権で、ブライト健太選手や麦谷選手のような爆発力を見せれば、一気にドラフト1位候補となってくるかもしれない。これから多くの球団のスカウトからも名前が出てくるのではないかと思う。期待して注目したい。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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