近大・阪上翔也選手が俺もいるぞとヤクルトなど5球団スカウトにアピール

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関西学生リーグでは、近畿大が同志社大に勝利し勝点を獲得した。神戸国際大付高校時代に二刀流として注目された阪上翔也選手が6番ライトで出場し、視察した5球団の前で存在感を見せた。

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5球団視察

この日は東京ヤクルトなど5球団のスカウトが視察に訪れていた。注目は大学代表でもプレーする勝田成選手や左腕の野口練投手で、この日も勝田選手は2番セカンドで出場しタイムリーヒットを記録すると、サイドハンド左腕の野口投手も2番手で登板すると、その特徴を活かして5回1/3を無失点に抑えた。

その中で、阪上翔也選手がアピールした。6回1アウト2塁の場面でライト線へのタイムリー2ベースヒットを放ち、貴重な追加点を挙げた。

神戸国際大付時代は最速148キロの球を投げ、高校通算33本塁打を放った。180m85kgの体があり、遠投120mの強肩と50m5.9秒の俊足を持つ高い身体能力を持つ選手で、3年春夏の2度の甲子園に出場し、プロも注目をしていた。

今季は開幕3試合を終えて12打数6安打を記録している。高校時はプロ志望届を提出しなかったが、プロ野球への強い思いを持っている。この日も「プロに行くためにはこの春に結果を残すしかない。重圧と思わずに、リーグ優勝を目指す中で結果がついてくればいい」と話し、視察に訪れるスカウトにアピールを続けていく。

近大は4年生右腕の北見隆侑投手もこの日初登板をして1回無失点に抑えた。また、個人的に注目している野間翔一郎選手はこの3試合には出場していないが、ドラフト候補がたくさんいる楽しみなチームで、これからのスカウトの視察は続いていくと見られる。

阪上選手にとってもこのチャンスをものにしたいが、まずは侍ジャパン大学代表候補合宿に呼ばれるくらいの成績を残したい。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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