【夏の高校野球2025】 新潟大会の注目選手・・・ドラフト注目度B

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夏の高校野球新潟大会の注目選手を紹介します。春の王者・中越が本命も昨夏の新潟産大附、昨秋の新潟明訓と絶対的王者がいない混戦模様で、関根学園、新潟明訓、帝京長岡、日本文理なども頂点を狙う。中越の石山愛輝投手や新潟の杉山晃太投手などの投手が注目されるが、糸魚川の中沢克斗、新発田農業・池上健太といったスラッガーや、関根学園の池田栞太、帝京長岡の有馬凛空といった捕手に注目選手がいる。

ドラフト注目度B

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必見:見ないとヤバイ選手(5人)

今年のドラフト会議を意識できる注目の選手たち

石山愛輝(中越)
中越の右腕。179cm80kgのがっしりとした体格。最速144キロの直球とスライダーで打ち取るプロ注目の本格派。秋にエースナンバーを背負ったが春はほとんど登板せず。復調が投手陣のカギを握る。

中沢克斗(糸魚川)
糸魚川の超重量級捕手。181cm99kgの県内屈指の恵まれた体格で強肩と左打席からの強打が持ち味。分厚い体が特長で強気な姿勢も魅力。扇の要で公立の雄を引っ張る。山岸宥稀とは中学時代からの相棒同士で息もぴったり。将来性が豊かな強肩強打の捕手。

有馬凛空(帝京長岡)
帝京長岡の捕手。176cm81kgのがっしりとした体格で巧みなリードを見せる。1年秋からレギュラー捕手の座をつかんだ。細身ながら強肩と一発長打の力を秘めた好打者。左打席からの長打と投手をリードするクレバーな頭脳が武器。武田暁樹、工藤壱朗らを巧みにリード。

池上健太(新発田農業)
新発田農の超重量級捕手。183cm97kgの県内屈指の恵まれた体格を持つ。高校通算30本塁打超の左の強打者で、1年時から正捕手として古豪を引っ張った主砲は経験値豊富。遠山剣臣との強力バッテリーで古豪復活と25年ぶりの聖地を目指す。今春も1本塁打。秋春ベスト8に進出した母校復活のカギをにぎる。

杉山晃太(新潟)
新潟の本格派右腕。183cmの長身から投げ下ろす直球は140キロに迫る。130キロ台後半の直球に威力があり、秋春と8強入りしたチームの大黒柱。県内進学校のエースとして投手陣に力を与える。

ランク 選手名 チーム名 学年 身長/体重 投打 球速 野球太郎 報知 HR 備考
B- 石山愛輝 中越 3 179/80 右右 144   プロ注目
B- 中沢克斗 糸魚川 3 181/99 右左   超重量級捕手
B- 有馬凛空 帝京長岡 3 176/81 右左   強肩強打
B- 池上健太 新発田農業 3 183/97 右左   通算30本塁打超
B- 杉山晃太 新潟 3 183/ 右右 138   進学校エース

楽しみな選手:見て驚くかもしれない選手(7人)

高いポテンシャルを持った選手で、見たら驚くかもしれない選手たち

雨木天空(中越)
中越の左腕エース。179cm82kgのがっしりとした体格。最速140キロの直球にカーブ、スライダーなどの変化球の制球が安定。今春10年ぶりの県優勝の立役者となり、北信越大会では秋王者・敦賀気比を5安打3失点に抑えて完投勝利。県決勝では北越を4安打完封し、春4試合で3完投と安定感抜群。左投左打。

番場晃太郎(日本文理)
日本文理の右腕。制球力が良く大崩れしない安定感が持ち味。ノーシードから3年ぶりの聖地を目指すチームのマウンドを守る。

渡部悠太(日本文理)
日本文理の左腕。1年秋から登板経験があり復調。左投左打で投手陣の一角を担う。

辻林海(新潟明訓)
新潟明訓の右腕。179cm84kgのがっしりとした体格。最速140キロの直球に力があり、重いストレートと強気な投球が持ち味。春準決勝で完投したが、腰の張りで北信越はメンバーから外れた。今夏注目の成長株。

池田栞太(関根学園)
関根学園の大型捕手。185cm91kgの大型捕手で投手陣を支える。この春、打の主役だった。3回戦の日本文理戦で初回2死一、二塁で見送ればボールという高めを『大根斬り』のようにバットを振り抜き、レフトスタンドに叩き込む3ランを放った。5回には満塁の場面で走者一掃となる二塁打を放ってこの日6打点。春の県大会5試合で17打数6安打8打点、2本塁打の成績を残した。強肩も武器で二塁送球タイムは1秒8。北信越大会で相手の二盗を何度も阻止し、スカウトにアピールした。今夏の新潟県には大型捕手が目白押しだが、『誰にも負けたくない。まずは夏に勝つこと』と、その強打と強肩でチームを初の甲子園出場へ導く。

渡辺勇陽(村上桜ヶ丘)
村上桜ヶ丘の右投手。昨夏にノーヒットノーランを達成した実績を持つ。『トリプル渡辺』の一人として、一冬を越えてストレートの球速が増した。

遠山剣臣(新発田農業)
新発田農の右腕。変則的なテイクバックから140キロに迫る直球はキレがある。観察眼も鋭く容易に失点しない。独特のテイクバックから140キロ前後のストレートとキレのあるスライダーを織り交ぜ大崩れしない。冬の下半身強化で制球が安定し、古豪復活と25年ぶりの聖地を目指す。

ランク 選手名 チーム名 学年 身長/体重 投打 球速 野球太郎 報知 HR 備考
C+ 雨木天空 中越 3 179/82 左左 138 春V立役者
C+ 番場晃太郎 日本文理 3 185/78 右右     制球力抜群
C+ 渡部悠太 日本文理 3 169/66 左左 136       1年秋から登板
C+ 辻林海 新潟明訓 3 179/84 右右 138 重いストレート
C+ 池田栞太 関根学園 3 185/76 右右   春2本塁打
C+ 渡辺勇陽 村上桜ヶ丘 3 175/73 右右 139   ノーヒットノーラン
C+ 遠山剣臣 新発田農業 3 / 右右 138 変則フォーム

地区の注目選手:地区を代表する注目選手(25人)

地区を代表する好選手、チームを率いて勝利に貢献する

飛田寛人(柏崎・2年)
柏崎の2年生本格派右腕。180cm74kgの恵まれた体格。奪三振能力が高くバランスのよいフォームからストレートが伸びる。投げ込むストレートには球速以上のキレがあり、将来性に期待。投打に総合力が高いチームのエース。

宮崎翔矢(中越・2年)
中越の2年生外野手。170cm68kgの体格。平澤謙太の代わりに入り成長を見せる。

渡邊櫂史(中越・2年)
中越の2年生外野手。長打力があり、窪田優智と共に上位から下位まで振れている打線の一角を担う。

今井巨(新潟明訓・2年)
新潟明訓の2年生遊撃手。175cm70kgの均整の取れた体格。春から遊撃手として守備の要を担う。

内田心温(関根学園・2年)
関根学園の2年生遊撃手。179cm77kgの恵まれた体格。華麗な球さばきと正確な送球が武器の『滝澤夏央二世』は打撃もいい。OBの滝澤夏央(西武)を彷彿とさせる堅守と巧打で今後の成長が楽しみな存在。

嶋武仁(北越・2年)
北越の2年生大型外野手。185cm88kgの大型選手で将来性豊か。『赤ゴジラ』と呼ばれた嶋重宣さん(元広島)のおいでチーム一の強打者。4番として打線を引っ張る。

中澤克斗(糸魚川)
糸魚川の超重量級捕手。181cm99kgの県内屈指の恵まれた体格で強肩と左打席からの強打が持ち味。分厚い体が特長で強気な姿勢も魅力。扇の要で公立の雄を引っ張る。山岸宥稀とは中学時代からの相棒同士で息もぴったり。将来性が豊かな強肩強打の捕手。

権平幸太郎(新潟明訓)
新潟明訓の大型内野手。181cm78kgの恵まれた体格を持つ三塁手。1年時から主軸を打ち、秋にリリーフ登板したが春から打者に専念。春は1番打者としてチームをけん引し、広角に長打を飛ばせる好打者として注目。中軸を担い13年ぶりの甲子園出場を狙う。

窪田優智(中越)
中越の主将で4番。177cm81kgのがっしりとした体格。長打力があり、上位から下位まで振れている打線の中心。『気持ちの強さが一番の長所』(本田監督)と評される精神的支柱として7年ぶりの晴れ舞台を狙う。

平澤謙太(中越)
中越の1番・中堅手。171cm67kgのやや小柄だが、左投左打の俊足巧打タイプ。右足首のねん挫で北信越はメンバー外も、チームの切り込み隊長。

斎藤開道(日本文理)
日本文理の外野手。176cm72kgの均整の取れた体格で俊敏な動きが持ち味。俊足巧打の3番打者として勝負強い打撃を見せる好打者。伝統の爆発力復活の中心として、やや小粒ながらノーシードから3年ぶりの聖地を目指す。

北明日斗(新潟明訓)
新潟明訓の外野手。171cm67kgのやや小柄な体格だが俊敏な動きが持ち味。打線に力があり、得点力も高いチームの一員として13年ぶりの甲子園出場を狙う。

高橋隆太(新潟明訓)
新潟明訓の主将で二塁手。ケガのため春は出番がなかったが、4月に顔面死球で全治3か月の大けがを負った。島田監督が『このチームは高橋のチーム』と言うほど信頼が厚く、夏には1番・二塁で復帰できる予定。

田村洸太郎(新潟明訓)
新潟明訓のエース。直球の球速は130キロ台も制球が良く安定感が抜群。130キロ台後半の伸びのある直球とスライダー、チェンジアップを武器に安定した投球を見せる。13年ぶりの甲子園出場を狙う。

山田蓮(関根学園)
関根学園の外野手で3番打者。左投左打の好打者として池田栞太と共に長打力のある打線の中心を担う。

渡辺壮(村上桜ヶ丘)
村上桜ヶ丘の左投手。『トリプル渡辺』の一人として、タイプの異なる継投で勝負。守りに安定感がある。左投左打。

渡辺陽(村上桜ヶ丘)
村上桜ヶ丘の右横投手。『トリプル渡辺』の一人として、タイプの異なる継投で勝負。右横から投げる変則フォームが特徴。

長谷川倖(長岡)
長岡の本格派右腕。マークしたい投手の一人。

山岸宥稀(糸魚川)
糸魚川の頭脳派右腕。178cm70kgの均整の取れた体格から安定した投球を見せる。1年時から注目され、小気味よい投球が持ち味。中学時代からの相棒・中澤克斗とのバッテリーは息もぴったり。

山野陽(帝京長岡)
帝京長岡の主将で遊撃手。守備に安定感がある経験豊かな野手。有馬凛空と共に機動力を使って得点をもぎ取る打線の軸。

仲川尚汰(北越)
北越の主将で遊撃手。173cm70kgの均整の取れた体格で確実な守備を見せる。俊足巧打のリードオフマンとして足を絡めた攻撃に力がある。守備でも要の遊撃手として春準優勝に貢献。

小川晴翔(東京学館新潟)
東京学館新潟の右横手投手。春はタイミングを外す投球術で安定感を見せ、守りからリズムを作る。サイド右腕として投手陣の一角を担う。

河住柊哉(東京学館新潟)
東京学館新潟の右腕。180cm83kgの恵まれた体格。1年時からマウンド経験豊富な本格派で、冬を越えて体が大きくなり140キロ台の直球は見た目以上に威力がある。守りからリズムを作る。

幸田大和(新潟)
新潟の一塁手。177cm69kgの体格。攻撃では力強さを増しており、各打者が高い走塁意識を持ち積極的に次の塁を狙う打線の中心選手。

佐藤豪(新潟)
新潟の捕手。168cm73kgのやや小柄だが、投手陣の良さを引き出すクレバーさを持つ。杉山晃太、栗賀亜門らを巧みにリード。

ランク 選手名 チーム名 学年 身長/体重 投打 球速 野球太郎 報知 HR 備考
C+ 飛田寛人 柏崎 2 180/74 右右 134   将来性豊か
C+ 権平幸太郎 新潟明訓 3 181/78 右右   広角長打
C+ 中澤克斗 糸魚川 3 181/95 右左         ※別選手
C 宮崎翔矢 中越 2 170/68 右左         成長株
C 渡邊櫂史 中越 2 / 右右       長打力
C 今井巨 新潟明訓 2 175/70 右右         守備の要
C 内田心温 関根学園 2 179/77 右右       滝澤二世
C 嶋武仁 北越 2 185/88 右右       赤ゴジラ
C 窪田優智 中越 3 177/81 右右       主将・4番
C 平澤謙太 中越 3 171/67 左左         俊足巧打
C 斎藤開道 日本文理 3 176/72 右左     勝負強い
C 北明日斗 新潟明訓 3 171/67 右左       俊敏
C 高橋隆太 新潟明訓 3 / 右右       主将
C 田村洸太郎 新潟明訓 3 / 右右 130     制球抜群
C 山田蓮 関根学園 3 / 左左         3番打者
C 渡辺壮 村上桜ヶ丘 3 / 左左         トリプル渡辺
C 渡辺陽 村上桜ヶ丘 3 / 右右         右横投手
C 長谷川倖 長岡 3 / 右右         本格派
C 山岸宥稀 糸魚川 3 178/70 右左 130   頭脳派
C 山野陽 帝京長岡 3 / 右右       主将
C 仲川尚汰 北越 3 173/70 右左     主将・遊撃
C 小川晴翔 東京学館新潟 3 / 右右       右横手
C 河住柊哉 東京学館新潟 3 180/83 右右 134   経験豊富
C 幸田大和 新潟 3 177/69 右右         力強い打撃
C 佐藤豪 新潟 3 168/73 右右         クレバー捕手

参考雑誌:野球太郎、報知(報知高校野球)、HR(ホームラン)

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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