札幌日大・窪田投手が148キロ記録も5回5失点で甲子園にあと1歩届かず、進路は「しっかり話し合って」決める

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全国高校野球選手権南北海道大会は決勝戦がエスコンフィールド北海道で行われ、北海が札幌日本大学を7-0で下し、2年ぶり41度目となる夏の甲子園出場を決めた。札幌日大のプロ注目二刀流・窪田洋祐投手(3年)は自己最速タイの148キロを記録したものの、5回に突如崩れて涙をのんだ。

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札幌日大・窪田投手、5回に悪夢「自分の未熟さ、弱さが出た」

夏連覇の夢は、目前で途絶えた。先発マウンドに上がったU18日本代表候補の窪田洋祐投手は、初回から自己最速タイとなる148キロを何度も記録するなど、4回まで6奪三振無失点と序盤から飛ばす投球を見せた。

しかし、0-0で迎えた5回、突如として北海打線に捕まった。1死からセーフティーバントで出塁を許すと、2死満塁から4番・長南凜汰郎捕手(2年)に遊撃強襲の2点タイムリーを浴び先制を許す。さらに四球を与え満塁となったところで、無念の降板となった。

その後、交代した島田柊聖投手が満塁弾を浴び、試合が決してしまった。試合後、窪田投手は「去年は自分のせいで負けた。今年は自分のおかげで勝てるようにとやってきたが申し訳なかった。自分の未熟さ、弱さが出た」と、涙ながらに敗戦を振り返った。打っても3番として出場したが、3打数無安打。投打にわたってチームを牽引することはできなかったと話した。

U18代表、進路など注目続く

窪田投手は昨年は外野手としてその抜群のパワーと身体能力を見せた。そして今年は本格的に投手としてチームをここまで引っ張った。この夏はすでに多くの球団が視察に訪れており、北海道日本ハムは栗山CBOも視察して注目をしている。

これから侍ジャパンU18代表入りなどもあるかもしれないが、その後の進路については、「甲子園に行くつもりでずっとやっていたので。」と話し、明言を避けた。そしてプロについて「行きたいと思ってやってきたが、しっかり話し合って決めたい。絶対プロでやりたいと思っています」と話し、将来も含めて必ずプロでと強い思いを示した。

身体能力と二刀流を評価するなどして評価は高いものになるかもしれない。プロ志望届けを出し、プロの評価を聞いてみて決めるのでも良いかと思うが、まずはその決断に注目したい。

窪田洋祐投手 プロフィール

  • 氏名:窪田 洋祐(くぼた ようすけ)
  • 所属:札幌日本大学高校(3年)
  • ポジション:投手、外野手
  • 投打:右投
  • 主な特徴や実績:U18日本代表候補のプロ注目二刀流。最速148キロ。2025年夏の南北海道大会決勝で先発するも、5回途中5失点で敗戦。昨夏は「4番・中堅手」として甲子園に出場。春の左手首の怪我を乗り越え、最後の夏に挑んだ。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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