23日に行われたプロ野球ドラフト会議で、広島が1位指名した仙台大学の平川蓮外野手(21)に指名あいさつをした。
新井監督が仙台へ弾丸あいさつ「キャンプは1軍」
ドラフト会議から一夜明けた24日、新井監督は朝7時台の新幹線で仙台へ。ドラフト1位・平川選手、2位の齊藤汰直投手(亜大)への指名あいさつのため、東京と仙台を往復する弾丸訪問を敢行した。「2人の映像はすり切れるぐらい見てきた。こうしてご縁をいただいて、うれしくて、すぐに会いにきました」と、その熱量を見せつけた。
平川選手と対面した指揮官は、「いい体をしているね」と声をかけると同時に、「1年目から1軍でガンガンやってもらいたい」と、来春の1軍キャンプスタートを明言。「大きく育ってもらいたいし、大きく育てたい」と、無限の可能性に期待を込めた。
新井監督は「体が大きいのに足が速いし、肩も凄く強い。ボールを遠くへ飛ばせる才能も持っている。柳田選手とイメージが重なる。彼のように打って走って守って一発も打てる、スケールの大きい選手だと思う」と話し、「右でも左でもホームランが打てる。左右両方で長打を打てる選手は、プロ野球の歴史を振り返っても、そうはいないんじゃないかな。無限の可能性を秘めているから」と期待を込めた。
和製デラクルーズ、目標は「トリプルスリー」
指揮官のオーラに、平川選手も感激した。「体が分厚くてタクシーの中からもオーラを放っていた。この球団で頑張るんだと実感が湧いた」。187cm、93kgの恵まれた体格で、今秋のリーグ戦では本塁打、打点、盗塁の3冠に輝いた逸材だ。
昨日のドラフト指名後から500通近い祝福メッセージが届いたという平川選手、外野手へ、そしてスイッチヒッターへと変遷を遂げながら成長をしてきた選手が、プロでもどんな変化と成長を見せてくれるのか注目したい。
平川 蓮 プロフィール
- 氏名:平川 蓮(ひらかわ れん)
- 所属:仙台大学 4年
- 出身:札幌国際情報高校
- ポジション:外野手
- 投打:右投両打
- 身長・体重:187cm・93kg
- 主な特徴や実績:2025年ドラフト1位(広島)。走攻守三拍子そろった大型スイッチヒッター。今秋の仙台六大学リーグで3冠(本塁打、打点、盗塁)とベストナインを獲得。日米大学野球日本代表。父は北海高校の平川敦監督。






















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