中日がドラフト6位の東洋大・花田旭選手に指名あいさつ、打球速度170キロのロマン砲

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中日からドラフト6位指名を受けた東洋大学の花田旭外野手(22)が31日、埼玉県川越市の同大学キャンパスで指名あいさつを受けた。187cm87kgの恵まれた体格を誇る右の強打者は、阪神・佐藤輝明選手に匹敵する打球速度170キロを記録したこともあるポテンシャルが魅力。支配下最下位指名からの“下克上”を誓った。

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“サトテル級”の打球速度170キロ

堀中寛樹スカウト部長らから指名あいさつを受けた花田旭選手。「だんだんと実感がわいてきました。頑張らないといけないな、との思いが強くなりました」と、プロ入りへの実感を噛み締めた。

一番の魅力は、その日本人離れしたパワーだ。今春の東都大学リーグ戦では、内野ゴロかファウルだったにもかかわらず、「打球速度は170キロ近くでした」という驚異的な数字を計測。これはプロの平均(約150キロ)をはるかに超え、球界を代表するスラッガー・佐藤輝明選手がコンスタントに記録する数値に匹敵する。

井上監督も認める「ここ一番の勝負強さ」

ポテンシャルだけでなく、土壇場での勝負強さも兼ね備えている。3年秋の2部リーグ最終戦では、1点ビハインドの9回裏2死走者なしから起死回生の同点ソロ本塁打を放つと、さらに延長11回にはサヨナラ打を放ち、チームを2部優勝に導いた。井上大監督も「潜在能力からしたら、もっと打ってほしかった」と苦笑いしつつ、「本当にここ一番の時の勝負強さはあるんですよ」と、そのクラッチ能力に太鼓判を押す。支配下最下位指名から、自慢のパワーと勝負強さで主軸の座を狙う。

大阪桐蔭時代から期待されたスラッガーがプロ入り。ドラフト会議時には「花田はロマン砲」と評価されており、その魅力の長打力を磨いてバンテリンドームで細川選手と共にアーチを描ける選手になって欲しい。

花田 旭 プロフィール

  • 氏名:花田 旭(はなだ あさひ)
  • 所属:東洋大学 4年
  • 出身:大阪桐蔭高校
  • ポジション:外野手
  • 投打:右投右打
  • 身長・体重:187cm・87kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト6位(中日)。170km/hに迫る“サトテル級”の打球速度を誇る右の強打者。3年秋の2部リーグ優勝決定戦で劇的な同点弾とサヨナラ打を放つなど、勝負強さも併せ持つ。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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