巨人がドラフト2位の早稲田大・田和廉投手が指名あいさつ、阿部監督は魔球シンカーで先発期待

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巨人がドラフト2位で指名した早稲田大学の田和廉投手(22)に11日、東京都内の同校で水野雄仁編成本部長代理らが指名あいさつを行った。大学時代は主にリリーフとして活躍したが、阿部慎之助監督は先発としての適性にも期待していることが判明。トミー・ジョン手術を乗り越えた最速152キロ右腕は、「どちらでも投げられる準備をしたい」と、即戦力としてフル回転する覚悟を示した。

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阿部監督は先発も期待「どちらでも準備する」

ドラフト会議から約3週間、田和廉投手は水野編成本部長代理らから指名あいさつを受け、プロ入りへの実感を新たにした。大学では主に守護神としてマウンドに上がってきたが、阿部監督は先発としての挑戦も希望しているという。その期待に対し、田和投手は「どちらでも投げられる準備をしたい」と意気込み、任された場所で腕を振る決意を語った。

「魔球」シンカーにオリジナルの名前を

独特のスリークオーターから繰り出す田和投手の最大の武器は、阿部監督が「特殊球が素晴らしい。シンカーがすごいんだよね」と絶賛するシンカーだ。元西武・潮崎哲也氏を参考に2種類を操る伝家の宝刀について、「魔球として認定されれば名前がついてくるのかなと思う」と、プロの舞台で活躍し、オリジナルの名前がつくことへの憧れも口にした。

トミー・ジョン手術を乗り越え、大勢に弟子入り志願

2年春に最速152キロを計測しながら、直後に右肘のトミー・ジョン手術を受けるなど、苦難の道も経験した。長いリハビリを経て復活した今季は、守護神としてチームの2位躍進に貢献。ドラフト後には、同じ変則右腕で尊敬する巨人の大勢投手からも歓迎のコメントが届いており、「非常にうれしい。色々なお話を聞いて力に変えていければ」と、先輩への弟子入りにも意欲を見せている。

田和 廉 プロフィール

  • 氏名:田和 廉(たわ れん)
  • 所属:早稲田大学 4年
  • 出身:早稲田実業高校
  • ポジション:投手
  • 投打:右投右打
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト2位(巨人)。最速152キロ。独特のスリークオーターから「特殊球」と評される2種類のシンカーを操る。トミー・ジョン手術からの復活組。
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2025年ドラフト会議指名選手一覧
2025年のドラフト会議は10月23日に行われ、支配下ドラフトが73人(昨年より4人増)、育成ドラフト43人(同11人減)の合計116人(同7人減)人が指名されました。

httpss://www.daily.co.jp/baseball/2025/11/12/0019695042.shtml

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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