【阪神ドラフト1位】創価大・立石正広選手は背番号は「9」、好打者の系譜で強打線を形成

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阪神タイガースからドラフト1位指名を受けた創価大学の立石正広内野手(22)の背番号が「9」に内定したことが分かった。近日中に正式発表される。かつてマット・マートン氏や2016年新人王の高山俊選手らが背負った好打者の系譜を、3球団競合の末に加わった右の大砲候補が受け継ぐことになった。

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マートン、高山らが背負った「9」を継承

阪神の「9」は、打線の中心を担ってきた好打者たちの番号だ。2010年にシーズン214安打のプロ野球記録(当時)を樹立したマット・マートン氏をはじめ、1985年の日本一メンバーである佐野仙好氏、2003・05年の優勝に貢献した藤本敦士氏(現コーチ)、そして2016年に新人王を獲得した高山俊選手(現オイシックス新潟)らが背負ってきた。

高山選手が2023年限りで退団して以降は空き番号となっていたが、大学公式戦通算18本塁打(リーグ戦15本、全国3本)を誇る立石正広選手がその後継者に指名された。「勝負を決める一打にこだわって印象深い選手になりたい」と語る金の卵にふさわしい、期待の表れと言える番号だ。

近本、森下、佐藤輝…壮観な「背番号1桁打線」へ

立石選手が1年目からレギュラー争いに食い込めば、甲子園に壮観な光景が広がりそうだ。阪神の主力野手陣は、近本光司選手の「5」、森下翔太選手の「1」、大山悠輔選手の「3」、佐藤輝明選手の「8」、そして背番号変更が予定されている中野拓夢選手の「7」と、1桁背番号がズラリと並ぶ。

そこに立石選手の「9」が加われば、高校野球のレギュラー陣さながらの「背番号1桁打線」が完成する。高川学園時代にバックスクリーン弾を放った思い出の地・甲子園を「職場」とし、背番号9がダイヤモンドを駆け巡る。

佐藤輝選手は昨年からメジャー志望を明らかにしており、今年もポスティングによる移籍はかなわなかったが、来年には球団が許可を可能性もある。佐藤輝選手と共に日本一を目指し、特に打撃を吸収したい。

立石正広 プロフィール

  • 氏名: 立石 正広(たていし・まさひろ)
  • 所属: 創価大学(22歳)
  • 出身: 山口県(高川学園高校卒)
  • ポジション: 内野手(三塁手)、外野手
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 180cm、86kg
  • 主な特徴や実績: 世代屈指の長打力を誇る大型スラッガー。創価大ではリーグ通算15本塁打。高川学園時代には甲子園でバックスクリーン弾を記録。2025年ドラフト会議で3球団競合の末、阪神タイガースから1位指名を受ける。背番号は9に内定。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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