阪神のドラフト1位ルーキー・立石正広内野手(22=創価大)は、右脚肉離れのリハビリのため2軍(具志川)キャンプで調整を続けている。2月6日には初めて屋外でのティー打撃を行うなど回復を見せているが、藤川球児監督は「2月はゆっくりになる」と実戦復帰を3月以降に設定する慎重な姿勢を示した。その一方で、リハビリ組のまま1軍(宜野座)へ呼び寄せ、連係プレーなどを学ばせる「座学合流」という英才教育プランを披露した。
屋外ティー解禁も「焦らせない」、実戦デビューは3月か
1月17日の新人合同自主トレ中に負傷した立石選手だが、回復は順調だ。6日には宜野座から和田豊ヘッドコーチが視察に訪れる中、屋外でのティー打撃を敢行。鋭いスイングを見た和田ヘッドは「振れている」と評価しつつも、「まだリハビリの段階。慎重に、という報告をしました(スポーツニッポン)」と、藤川監督に伝えたという。
報告を受けた藤川監督も「時間がかかるというか、時間をかけてやっていく(スポーツニッポン)。」と話し、2月中の実戦出場は見送られる公算が高くなった。焦ることなく万全の状態に戻すことを最優先にする方針だ。
異例の「座学留学」、宜野座で頭脳をアップデート
しかし、ただ休ませるだけではない。藤川監督は「途中で(宜野座組に)合流させて、連係プレーなどを座学として学んでもらおうかな(スポーツ報知)。」と、1軍に呼び寄せるプランについて話した。
ドラフト2位の谷端将伍選手や新外国人選手との連係、サインプレーなど、体を激しく動かさなくても学べることは多い。「今だから学べる時間に変えようかな(スポーツ報知)。」と、怪我の功名に変えるべく、一軍の空気を吸わせながら頭脳のアップデートを図る。
三塁起用へ
今年はチームの主砲を伝承するための大切な1年になる。佐藤輝選手は2年前からメジャーへの挑戦を球団に伝えており、今オフもポスティングでの移籍希望を球団に伝えたが、球団は移籍を認めずに越年での契約更改になっていた。その意思は強くなっており、今年、球団が日本一を果たせば、オフにポスティング移籍が許される可能性もある。
藤川監督は当初の構想で、「本来なら佐藤がWBCに行っている間に三塁で出て、汎用性のある左翼へ、と考えていた(日刊スポーツ)。」と話し、立石選手をオープン戦ではサードで、シーズン開幕ではレフトでの起用をして、最終的には「三塁・立石、右翼・佐藤」の布陣にする予定だったという。
大山選手、佐藤輝選手、森下選手、そして立石選手の大学卒ドラフト1位スラッガーの4人が揃うのが今年だけになるかもしれない。その貴重な時間を充実したものにしたい。
立石正広 プロフィール
- 氏名: 立石 正広(たていし・まさひろ)
- 所属: 阪神タイガース(ドラフト1位)
- 出身: 山口県防府市(高川学園高校-創価大学)
- ポジション: 内野手(三塁手・二塁手)、外野手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 180cm、87kg
- 主な特徴や実績: 世代屈指の長打力を持つスラッガー。新人合同自主トレ中の怪我で出遅れたが、首脳陣の期待は絶大。将来の中軸候補。


















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