バスケットドラフト1位候補の八村塁選手、少年野球で投げる球を誰も捕球できずバスケ転向

ドラフトブログ

バスケットボールで日本代表でプレーし、来年のNBAのドラフト1巡目候補にも挙がる八村塁選手(ゴンザカ大)は、小学校で6年間野球をしていたが、中学時に八村選手の投げる球を捕れる捕手がおらず、バスケットに転向していた事が分かった。

小学校で6年間、野球を続ける

八村塁選手は203cmの長身選手で、明成高校でバスケットの全国大会で三連覇を達成し、ゴンザガ大でプレーする。NCAAのトーナメントでチームを準優勝に導くなど活躍をしており、来年のNBAのドラフト会議では1巡目の指名があるといわれている。

その八村選手だが、小学校時代は6年間、野球をしていたという。しかし、富山市立奥田中に進学し、中学でも野球をプレーしようとしたが、八村投手が投げる球を誰も捕球することができず、バスケットボールに転向したという。当初はコート内で「何をすればいいのかわからなかった」と、しばらくバスケット転向の決断ができていなかったが、中学で急成長し全国中学校バスケットボール大会で準優勝をしている。

アメリカでは中学、高校、大学でも複数のスポーツをかけ持つ選手も多い。アメリカの新聞では、「日本では1つのスポーツを1年間、続ける必要があり、2つのスポーツを行うことはほぼ不可能だった。そのまま野球をしていたら、大谷翔平選手クラスの選手になっていたかもしれない」と紹介されていた。

日本では部活の掛け持ちは基本的に厳しい。練習にも試合にも基本的にすべて参加をすることが、”チームワーク”という言葉で美化され、選手はどれか一つを選択する必要がある。しかし少子化の中では身体能力の高い選手が一つに絞られる事なく、可能性を探していくような形も必要かもしれない。

野球においても、野球部や少年野球チームの選手は少なくなっている。これまでは、部活の選択で野球を選ぶ選手も多かったかもしれないが、それも厳しくなりつつある。八村選手のような選手が、バスケットの大会で優勝をしながら、甲子園にも出場するような、そういう時代になっていくのかもしれないし、しなければいけないのかもしれない。

「八村がバスケットボールを始めたのは中学校の時。いくつかスポーツを試したが、日本で最も人気のある野球を6年間、続けた。(日本では)1つのスポーツを1年間、続ける必要があり、2つのスポーツを行うことはほぼ不可能だった。彼は凄い速球を投げる投手だったが、バスケットへ転向した理由を『誰もボールを受けることができなかったんです。それで(バスケットボールに)変えたんです』と笑って明かしている」
誰も捕球ができないという速球がどの程度のものだったか、興味深いが、八村はクラスメートから勧められバスケットボートへ転向した。もし、そのまま野球を続けていれば大谷翔平級になっていたのかもしれない。
同紙によると、しばらく決断ができなかったが、最終的にバスケット転向を決めたとき「(コート内で)何をすればいいのか、わからなかった」という。

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