プロ野球、現役ドラフトについても検討

ドラフト制度 2018年ドラフトニュース

NPBは13日に、中長期的ビジョンを作成する方針を決め、その中に、若手選手で出場機会の少ない選手を対象として、現役ドラフトの導入についても検討することが明らかになった。

現役ドラフト

現役ドラフトは、MLBが、球団に入団後に一定期間を経過したマイナー選手を対象として行われるドラフト(ルール5ドラフト)で、球団で飼い殺しになっている選手を救済することが目的となる。

日本のプロ野球では、各球団の保有枠が少ないことなどもあり、これまで議論をされていたものの導入には至っていない。この制度の導入を検討するならば、球団の育成組織、保有枠の拡大なども一緒に検討していく必要があり、サテライト組織やユースなど、高校野球、大学野球、社会人野球、拡大している独立リーグの在り方なども、日本の野球組織全体で考えていく必要がある。

以前に比べると壁はなくなってきた日本のプロ野球、高校野球、大学野球、社会人野球だが、まだ各組織が独立し独自に動いているところがあり、まとまっているとは言えない。

多くの選手が、プロへの挑戦ができ、プロでの挑戦ができる仕組を模索し、作り上げて行きたい。

フリーエージェント(FA)の資格取得条件の緩和などを目指すほか、若手に活躍の場を広げる米大リーグの「ルール5ドラフト」の日本版ともいえる「現役ドラフト」の提案を検討する。出場機会の少ない現役選手を再度ドラフトにかけ“飼い殺し”を防ぐ狙いがある。

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コメント

  1. 日本でもルール5ドラフトの導入ということになれば
    現状MLBの40人枠に相当するものは支配下選手登録枠(70人)にあたるので
    むしろ日本の保有枠のほうが多いと言えます。

    その都度40人枠を作ることになるのかNPBにも常態の40人枠を作ることになるのか分かりませんが、飼い殺し防止&戦力均衡のためにもこの動き自体は歓迎したいですね。