浦和学院・小島和哉投手が8回1失点7奪三振、6球団のスカウト注目

高校野球ドラフトニュース2014年ドラフトニュース

 春季高校野球埼玉大会は準々決勝が行われ、浦和学院vs春日部共栄の優勝候補同士の対戦が行われた。昨年センバツ優勝左腕の小島和哉投手は2回から登板すると8回を7奪三振1失点に抑え、9-3で勝利した。最速142km/hを記録している。

成長の投球

 小島和哉投手は昨年のセンバツ大会で優勝し、夏の埼玉大会では完全試合を達成したが、夏の甲子園では制球が定まらずに初戦で敗れた。その後、肩痛のため投球を再開したのが3月と遅れ気味となっていた。

 しかし先日の栄北戦で4回1/3で2安打、自責点0に抑えると、この日の優勝候補・春日部共栄戦では2回から登板することになった。ストレートは142km/hを記録し、8回で7つの三振を奪って1失点と好投を見せた。昨年はストレートは130km/h台だったが球速は増しているようだ。

 小島投手は2回からの登板について「先発と同じように肩は作っていた。待ってましたという気持ちだった」と話した。投げたくてしょうがない状態だったのだろう。

 

6球団が視察

 先日の栄北戦では巨人、阪神、中日など5球団が視察に訪れていたが、ニッカンスポーツによると、この日は6球団のスカウトが視察に来ていたという。この投球で今後は先発として、また関東大会などで強豪チームと対戦しプロのスカウトも状態を確認することになる。

 プロ志望すればドラフト上位に入ってくると左腕投手だけに、プロのスカウトも状態や素質の確認のためにマークを続ける。

 

浦学小島4強 - ニッカンスポーツ紙面:2014/5/2

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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