【2021年ドラフト総決算10】あの選手がやってくる!2022年のドラフト候補

2022年ドラフトニュース

2021年ドラフト総決算のおそらく最終回として、来年のドラフト候補に目を向ける。

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2022年のドラフトの目玉

2022年のドラフト上位候補になりそうな選手を予想してみる。

高校生

高校生は、2019年に中学3年生、2020年に高校に入学をした選手だが、2019年の侍ジャパンU15代表でBFUアジア選手権を戦った上加世田頼希選手や浅野翔吾選手などが注目されていたが、中学で150キロを記録した森木大智投手ほど話題となり、世代の代表として名前の挙がる選手はいないと見られる。

そして例年ならば、高校入学と同時に活躍するスーパー1年生として注目される選手がいるのだが、2020年は新型コロナの影響で春の試合がほとんどなかった。その夏も基本的には3年生を中心としたチームとなったため、1年生で活躍する選手は少なかった。

ようやく秋に試合ができるようになると、高松商に進んだ浅野翔吾選手は、今年の怪物・森木投手との対戦で痛烈な打球を放ち注目された。今夏の甲子園でも優勝した智弁和歌山との試合でプロ注目のエース・中西聖輝投手からホームランを放つ。身長は高くないものの、来年の高校生野手の筆頭格となりそうだ。

体の大きさも含めると、日本航空石川の内藤鵬選手は、ホームランを連発する力のあるスラッガーとして注目される。しかし、その他の野手は候補は大勢いるものの、ドラフト1位候補としては現時点で名前を挙げられない。

一方、投手では甲子園でもその力をみせた日本文理の田中晴也投手が、186cmの恵まれた体とすでに148キロを記録する力で、来年には今年のBIG3くらいになってくるかもしれない。また、この夏の甲子園で力をみせた近江の山田陽翔投手、京都国際の森下瑠大投手も注目され、森下投手は球速が上がってくれば非常に楽しみだ。

この夏に149キロを記録した盛岡中央の齋藤響介投手や、苫小牧中央の148キロ右腕・斉藤優汰投手、東海大札幌の149キロ左腕・門別啓人投手、静岡の吉田優飛投手、智弁和歌山の武元一輝投手、東海大菅生の鈴木泰成投手など、楽しみな選手がいるものの、現時点で今年のBIG3のように、この世代のトップランナーという選手は見えてこない。

大学生

まず、日体大の矢澤宏太選手が、投げても150キロ、打っても素晴らしく、二刀流として注目される。左腕投手としてもトップクラス、また外野手としても足・肩・長打力もあり、プロ野球をリードする存在になる可能性がある。

しかし、投手野手共に矢澤選手に続く選手が誰になるのかがまだ見えてこない。

投手では東北福祉大の細川拓哉投手、上武大の加藤泰靖投手、東洋大の羽田野温生投手といった150キロ中盤を記録する投手がおり、富士大で絶大なエースとして活躍する金村尚真投手、九産大で151キロの速球を投げ、下級生時から注目される渡辺翔太投手などがいる。

注目されやすい東京六大学や東都リーグでは、伸びのあるストレートを投げる慶応大の生井惇己投手や、188cmから151キロの速球を投げ、2戦目の先発として投げている立教大の荘司康誠投手、188cmの体がある法政大の扇谷莉投手も力をみせ始めた。駒澤大で常にマウンドに立っている福山優希投手、リリーフとしてキレのある球を投げる亜細亜大・青山美夏人投手がいるが、まだ、リーグを代表するエースという存在にはなっていない。

主軸打者としては早稲田大の蛭間拓哉選手や立教大の山田健太選手、中央大の森下翔太選手が下級生の頃からホームランなどで目立っている。内野手では立正大の奈良間大己選手、亜細亜大の田中幹也選手、法政大の斎藤大輝選手など、外野手では打撃センスと肩・足のある大商大・修行恵大選手、足のある中央大の斎藤未来也選手や、1年時に活躍した東洋大の松本渉選手などがいる。

捕手でも桐蔭横浜大の吉田賢吾選手や名城大の野口泰司選手は打撃も良い。

社会人

新たに候補になる選手では、Hondaの左腕・片山皓心投手が、とにかく勝てる左腕エースとして注目されそうだ。他にも東京ガスの益田武尚投手やJR東日本東北の竹本祐瑛投手など、大学時から150キロの球を投げて注目された選手が候補となる。

しかし、それ以上に評価されそうなのが高校3年目の選手。中でも大阪ガスの河野佳投手は広陵で150キロの球を投げて注目された。大阪ガスでは1年目の都市対抗で好投を見せると、今年の日本選手権では日本製鉄東海REXを完封した。また、西部ガスの大畑蓮投手も、明豊時代から速球に注目され、西部ガスでは149キロの勢いある球を投げる。

佐々木朗希、奥川世代の高校3年目の2人が、社会人のドラフト戦線を盛り上げて行く。

どんな年になるか

状況次第では、高校・大学・社会人の各ポジションにドラフト上位候補選手が揃い、一人に人気が集中するよりは、分散していく可能性がある。

しかし、現時点ではドラフト1位の可能性が高い選手などが少数しか挙げられず、その一人に集中をしてしまうか、今年以上に1位指名選手が決めきれない年になるかもしれない。

まずは、まだ試合経験不足の選手がいると思うので、それらの選手が来年春に成長をすること、そして来年こそ、予定通りに試合が行われ、できれば観客も普通に入る中でプレーができ、スカウトがしっかりと評価できる環境になってほしい。

2022年ドラフト候補一覧
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