横浜DeNA、駒大・今永昇太投手をドラフト1位候補に

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 横浜DeNAは駒大の今永昇太投手をドラフト1位候補にリストアップしている。

中畑監督もスカウトも

 駒大の今永昇太投手は、今秋のリーグ戦で7勝を挙げてリーグ制覇に貢献し、明治神宮大会でも2勝1完投を挙げて優勝に貢献した。176cmと小柄な左腕だが最速148km/hの速球はキレがあってコントロールも良く、ストレートで空振りや見逃しで三振を奪える。

 春も3試合連続完封、防御率0.87で4勝を記録しているが、視察した横浜DeNAの武居邦生スカウトが「このまま行けば、来年は間違いなく1位」と評価、また駒大OBの中畑監督も今永投手について「来年の超目玉」と話していた。

 

左腕エース獲得へ

 チームは先発投手の数がやや揃いつつあるものの、左の先発投手が慢性的に不足しており、今季も先発左腕の勝利は0勝だった。球団関係者も「左の先発が欲しい。今永は頭一つ抜けた存在で、即戦力となるのは間違いない。彼を中心に見ていくことになる」と話している。

 来年は明大の上原健太投手、福岡大の唐仁原志貴投手、日本生命の清水翔太投手、東海大相模の小笠原慎之介、龍谷大平安の高橋奎二投手といった左腕投手がドラフト上位候補に挙がってきそうで、横浜DeNAとしてはこのうち一人は獲得したいだろう。

 今永投手には地元で工藤新監督の元で左腕王国復活を目指す福岡ソフトバンクも注目している。横浜DeNAは成績次第で中畑監督が抽選を引くかどうかは分からないが、駒大の大先輩が駒大の大エースを獲得できるか注目されそうだ。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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