横浜DeNA、ドラフト3位指名の柴田竜拓選手「ショートにこだわり」

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横浜DeNAはドラフト3位で指名した国学院大・柴田竜拓選手に、吉田スカウト部長、武居スカウトが指名あいさつを行った。

遊撃手として

柴田竜拓選手は岡山理大付から国学院大に進むと、167cmと小柄ながら抜群のショートでの守備力でレギュラーを獲得し、打撃でも強い打球を放ち3番を任されている。特に守備力については、侍ジャパン大学代表の常連で2014年、2015年に選出されるなど大学屈指と定評があり、この日あいさつをおこなった吉田スカウト部長も「守備範囲も広いし、取ってからが速いところは、吉田義男さんに近いものがある」と、かつての阪神の名遊撃手を挙げた。

柴田選手も「守備でチャンスをモノにして、レギュラーをつかみたい」と話した。

横浜DeNAはショートの候補として、2012年に白崎浩之選手をドラフト1位で指名、2014年にはドラフト3位で倉本寿彦選手を指名している。またセカンドの候補としても2014年に同じ国学院大の山下幸輝選手をドラフト5位で指名している。

今年はショートでは倉本選手が出場機会を得た。高い守備力がありスローイングの正確さを見せている。それでも打撃は打率.208と厳しい数字となった。白崎選手は肩の故障などがあり手術を受けている。またセカンドでも石川選手が序盤に好調だったが故障で抜けてしまうと、守備でも打撃でも一気に崩れてしまった印象がある。3年連続で守備力の高い選手を獲得した背景には、ショートとセカンド、内野陣を競争させることで刺激を与える狙いがありそうだ。先輩の山下選手も含めて激戦となりそうだ。

柴田選手も「ショートというポジションにはこだわりがある。勝負したうえで評価してもらいたい。」と話し、ショートとしてまずは守備で倉本寿彦選手と戦っていく。

2015ドラフト全指名選手

ユニバーシアード出場の侍ジャパン大学代表メンバー決定

「この期間(オフ)でまた成長して、しっかり戦える準備をしてきてほしいという話をいただきました」。アマ球界No・1遊撃手と言われる名手。吉田孝司スカウト部長は「守備は1軍で勝負できる。捕ってからの早さは吉田義男さんみたい。あの人は捕ってから早かった。そのくらいになってほしい」と、阪神で活躍し「牛若丸」と呼ばれた名手の名前を挙げた。

 

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