横浜DeNA、ドラフト1位の今永昇太投手に背番号21を用意

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横浜DeNAはドラフト1位指名をした今永昇太投手に背番号21を用意した。背番号1が予定されているドラフト2位の熊原健人投手とともに、1年目からの活躍が期待されている。

左のエース番号

横浜DeNAの背番号21といえば、大洋ホエールズから横浜ベイスターズ時代に101勝を挙げ、日本一にも貢献した野村弘樹投手が付けた背番号で左のエースの背番号だった。その後も期待の左腕だった吉見祐治投手や右の加賀美希昇投手が付けたものの結果を出せず、加賀美投手が戦力外となり、背番号21が空いていた。

先日の東都リーグ入れ替え戦の初戦では、3安打12奪三振で完封勝利を挙げた今永投手、3戦目では逆に失点を重ねて駒澤大を1部に残すことはできなかった。ラミレス監督が来年の巨人戦の登板を明言するなど期待が高いが、キャンプ、オープン戦で先発ローテーションの枠を勝ち取るためには、左肩故障による影響を取り除いていかないといけない。

ドラフト1位2位で左右ローテーションも

横浜DeNAはエースの久保康友投手がいるものの、昨年活躍を見せた山口俊投手や井納翔一投手、モスコーソ投手などが今年はそろって結果を残せずチームは最下位に転落してしまった。しかし、若い砂田毅樹投手やルーキーの石田健大投手など左腕が好投を見せていた。

今年結果を残せなった右腕に三嶋一輝投手にキャンプで好投を見せている飯塚悟史投手、ルーキーで背番号1をつけることになりそうな熊原健人投手が加わり、若い左腕に今永投手が加わることでさらに手が抜けない状況となった。

先発陣にルーキーが刺激を与えることで、大きな結果となって表れそうだ。

10月23日の指名あいさつ前にはラミレス新監督が投球練習を視察して「直球を内外角にきっちり投げ分ける。体のバランスも良い」と絶賛した。すでに来季の開幕2カード目(3月29~31日、横浜)で対戦する巨人戦でプロ初登板させる方針を明言するほど。ドラフト2位の熊原に用意した「1」と同様、主力がつける背番号は期待の高さの表れだ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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