横浜DeNAは、育成ドラフト3位で指名した茨城アストロプラネッツの大橋武尊選手に、武居スカウト、稲嶺スカウトが指名あいさつをした。
渡米
大橋武尊選手は東京都中央区銀座の出身、小学校1年で野球を始めたが、中学時はチームには属さずに個人レッスンなどで技術を磨いていたという。
また、高校も日本の高校には行かずにアメリカに渡り、多くのメジャーリーガーを輩出しているアスリート養成施設「IMGアカデミー」でトレーニングや技術を磨いた。「小さい頃からNPB、MLBで活躍するためになにがベストか考えた。目標は甲子園出場ではなく、プロで活躍すること」と話し、自ら道を選択していった。
アカデミーでは、野球で約300人の部員がおり、10軍から1軍までのチーム分けとなっているが、大橋選手は俊足を武器に1軍まで上り詰めたという。卒業すると1年間アメリカで過ごした後に日本へ戻り、BCリーグの茨城アストロプラネッツ入り、1年で今年のドラフト会議で指名を受けた。
今季はBCリーグで55試合に出場し28盗塁を決めた。打率は.217、ホームランも0本と課題があるものの、総力や外野の守備をDeNAが評価、武居スカウトは間違いなく足が速い。盗塁を期待している。肩も強くて守備もいい。屋鋪さんタイプになってくれれば」と話した。
大橋選手は「新しい道を切り開く第一人者になれるように」と話す。甲子園を目指さない道を進んだ大橋選手が、プロでどのような記録を残していくのかが注目される。

多くのメジャーリーガーを輩出する名門で約300人の部員を抱え、1~10軍まであるが、トップチームにも上り詰めた。陸上の五輪金メダリストを育てた専門家から走りの指導を受け、BC茨城を経て育成契約ながらNPB入りした。「新しい道を切り開く第一人者になれるように」と大橋。「いち早く支配下に上がりたい」と気合も十分だ。

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