横浜DeNAからドラフト2位指名を受けた東洋大学の最速155キロ右腕・島田舜也投手(22)と、同3位指名の宮下朝陽内野手(21)が29日、埼玉・川越市内の同大学野球場でそろって指名あいさつを受けた。島田投手は、競輪選手並みの太ももから繰り出す剛速球で「平均160キロ」という壮大な目標を宣言。宮下選手は「監督を胴上げできるように」と、チームの勝利への貢献を誓った。
ドラ2・島田舜也投手は、太もも68cmから「平均160キロ」宣言
ドラフト2位の島田舜也投手の自慢は太ももの太さで、その周りは、男性の競輪選手の平均よりも太く、女性の平均ウエスト並みという驚異の68センチ。この鍛え上げられた下半身が、最速155キロの剛速球を生み出している。「体を大きくすることで、自分が思っている力感より少ないエネルギーで速い球が投げることができる」と、その土台に自信を見せる。
その上で、プロでの目標を問われると、「160キロを目指したい気持ちはあります。MAXというよりかは、160キロに近い平均を目指しています」と、規格外の目標を掲げた。横浜市出身で幼い頃からのベイスターズファンでもあり、「地元でプレーできるのがうれしい」と喜びを語りつつ、将来的なメジャー挑戦の夢も明かした。長谷川編成部長も「僕らはそういう選手になってもらえるように環境を作れれば」と、その大志を後押しする構えだ。
ドラ3・宮下朝陽内野手は「相川監督を胴上げしたい」
ドラフト3位指名を受けた宮下朝陽選手は、大学2年時には「飛び級」で侍ジャパン大学代表にも選ばれた逸材。高校時代から堅実な守備を見せ、長打力もある大型内野手として期待がかかる。指名あいさつを受け、「相川監督を胴上げできるように、チーム一丸となって頑張りたい」と、新指揮官のもとでのリーグ優勝、日本一への貢献を力強く誓った。
横浜DeNAはベテランの京田選手、柴田選手に、昨年終盤に活躍を見せた森選手、そして若手の林選手、石上選手がショートのポジションを争っているが、森選手がこの秋にセンターで出場もしている。また、大型の遊撃手で右の強打者という点で、違うタイプの遊撃手を獲得した。プロでプレーをして、守備、または長打力を見て、補強ポイントのポスト宮崎のサードとなる可能性もあるが、まずは大型遊撃手としての可能性を追求して欲しいと思う。
島田 舜也 プロフィール
- 氏名:島田 舜也(しまだ しゅんや)
- 所属:東洋大学 4年
- 出身:木更津総合高校
- ポジション:投手
- 投打:右投右打
- 身長・体重:185cm・95kg
- 主な特徴や実績:2025年ドラフト2位(DeNA)。最速155キロの即戦力右腕。太もも周り68cmの強靭な下半身が武器。横浜市出身。
宮下 朝陽 プロフィール
- 氏名:宮下 朝陽(みやした あさひ)
- 所属:東洋大学 4年
- 出身:北海高校
- ポジション:内野手
- 投打:右投右打
- 主な特徴や実績:2025年ドラフト3位(DeNA)。長打力と堅実な守備が持ち味の大型内野手。2年時に大学日本代表に選出された。


httpss://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/10/30/kiji/20251030s00001173021000c.html
httpss://www.daily.co.jp/baseball/2025/10/30/0019648533.shtml






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