DeNA5位・成瀬脩人選手「あま市のスターに」 地元・愛知から初のプロ選手として遊撃手争い挑む

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DeNAからドラフト5位指名を受けたNTT西日本の成瀬脩人(しゅうと)内野手(24)が17日、大阪市内の同社で指名あいさつを受けた。愛知県あま市出身としては初のプロ野球選手となる遊撃手は、「あま市のスターになれるように」と、ふるさとの新星になることを誓った。

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イチロー、工藤らを輩出した愛知で“あま市1号”に

野球が盛んで数々の名選手を輩出している愛知県だが、成瀬脩人選手の出身地である「あま市」からは、意外にもNPB選手は誕生していなかった。同市初のプロ野球選手となる成瀬選手は、「あま市のスターになれるように、頑張りたい」と、地元の期待を背負う覚悟を示した。

遊撃レギュラー争いへ「自分はプロで通用する」

今秋は10月28日から開幕した日本選手権に出場をし、11月11日の準決勝まで勝ち上がったため、指名あいさつがこの時期となった。準々決勝で延長13回の激闘を決めるサヨナラ犠飛を放つなど、勝負強さを見せた。しかし、準決勝では決勝点に繋がる痛恨の失策を喫し、涙をのんだ。「このチームで日本一になって終わりたかった」と悔しさを口にしていたが、この日はプロへ向けてきっちりと切り替えた。

DeNAの八馬アマスカウティングディレクターからは「来季のショートは未定。競争してくれたら」と、即戦力として大きな期待をかけられた。その言葉に、成瀬選手も「自分はプロで十分通用する。存分に力を発揮したい」と、1年目からのレギュラー奪取へ向けて強い意志を見せた。

スカウトが惚れた「内面」、目標はGG賞の先輩・泉口

堅実な守備と逆方向への打撃が持ち味だが、スカウト陣が評価したのは技術だけではなかった。担当の藤田スカウトは「ミスしても気持ちを前に出し、ベンチの最前列で味方を応援する姿は、間違いないと推した」と、その内面や野球に取り組む姿勢を絶賛し、スカウト会議で推薦をして指名につなげたという。

目標とする選手には、同じNTT西日本OBで、今季ゴールデン・グラブ賞を受賞した巨人・泉口友汰内野手の名を挙げ、先輩に続くタイトル獲得を誓った。

成瀬 脩人 プロフィール

  • 氏名:成瀬 脩人(なるせ しゅうと)
  • 所属:NTT西日本
  • 出身:東海大学菅生高校 – 東海大学
  • ポジション:内野手
  • 投打:右投左打
  • 身長・体重:176cm・76kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト5位(DeNA)。愛知県あま市出身初のプロ野球選手。堅実な守備と勝負強い打撃が持ち味の遊撃手。
2025年ドラフト会議指名選手一覧
2025年のドラフト会議は10月23日に行われ、支配下ドラフトが73人(昨年より4人増)、育成ドラフト43人(同11人減)の合計116人(同7人減)人が指名されました。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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