法大・三嶋一輝投手が完投勝利、横浜DeNA、阪神が視察でドラフト1位で消える

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 法大・三嶋一輝投手が優勝に王手をかける明大戦で先発すると、152kmを記録する圧巻のピッチングで明大打線を4安打8奪三振、2失点に抑えて完投勝利を挙げた。

 初回に1失点するも2回からは立ち直り、4回から8回は140km中盤のストレートをコーナーに集めてノーヒットに抑える。9回に152kmを記録しやや力んで1失点したものの、明治4番の岡大海選手をスライダーで三振に斬って取り勝利を決めた。

 これで今シーズンは防御率0.86、3勝0敗と大学入学以来最高のピッチングを見せている。これまでも155kmを記録する速球派リリーフとしてドラフト候補だったが、ドラフト直前のこの活躍で先発候補としてもドラフトトップクラスの評価となり、ドラフト1位指名が確実となったようだ。

 この試合を視察した横浜DeNAの河原スカウトは「力が抜けていて春より全然良いと話すと阪神・平塚スカウトも「丁寧に投げている、外の制球がいい」と話した。阪神、横浜DeNAとも三嶋投手を外れ1位候補としてリストアップしており、その順番を上げるピッチングとなっただろう。

 横浜DeNAは法大から2010年ドラフト2位で入った加賀美希昇投手が今季先発ローテーションにはいる活躍を見せている、阪神も2009年に法大の二神一人投手を1位指名している。外れ1位でも指名重複の可能性があり、再抽選にも注目が集まりそうだ。

 

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     9回152キロ三嶋で法大王手/東京6大学 - ニッカンスポーツ・コム:2012/10/21

      少ない球種の中で緩急を生かした。3回までに3安打を許すと「調子が良くない時は力むので、脱力してスライダーを使いながら低めを意識した」。球種はフォークを1球投げた他、直球とスライダーだけ。それでも同じ球種で10キロ以上の球速差がつくよう、力の入れ具合を1球ごとに変えた。4~8回は完全投球。安定感抜群だった。

     中略  今秋は先発に救援にフル回転し、7試合で3勝0敗。下半身の安定で31回1/3で37三振、6四球と球威、制球ともに良化した。プロの評価は急上昇し、DeNAは外れ1位候補にリストアップした。河原スカウトは「力が抜けていて、春より全然いい」と感心。阪神平塚スカウトは「丁寧に投げている。外の制球がいい」と話した。 全文はニッカンスポーツ・コムのサイトをご覧ください。

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