各球団のドラフト1位、大阪桐蔭・藤浪晋太郎、亜大・東浜巨投手に集中も単独1位指名を狙う球団も

　花巻東・大谷翔平投手がメジャー挑戦を表明したことを受けて、国内プロ12球団のドラフト1位指名の方針が一気に固まりそうだ。

　横浜DeNAは1位指名を大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手、亜大・東浜巨投手、東海大・菅野智之投手から1位指名をする。広島も藤浪晋太郎投手、東浜巨投手から指名するが、東浜巨投手が有力と見られる。

　パリーグでは千葉ロッテが大谷翔平投手がメジャー挑戦の場合は指名しないと明言し、亜大・東浜巨投手や藤浪晋太郎投手、または捕手など単独指名の可能性もある。

　北海道日本ハムは山田ＧＭが熱心に大谷投手をマークしてきたが、面談でメジャーへの思いの強さを感じ取り、藤浪晋太郎投手、東浜巨投手などへの指名に切り替えていると見られる。

　東北楽天も藤浪投手、東浜投手を挙げているが、大阪ガス・松永昂大投手を高く評価し、単独1位の可能性が出てきた。

　福岡ソフトバンクは大谷投手を1位候補としていたが、これで沖縄出身の東浜巨投手一人に絞られたと見られる。

　埼玉西武は藤浪投手、東浜投手にチャレンジする可能性が高いと見られるが、先輩の菊地雄星投手もいることなどから、最後まで交渉を続けるかもしれない。