オールドルーキー・荒西祐大投手がオリックスと仮契約、社会人野球8年の希望を背負い

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オリックスは、ドラフト3位で指名したHonda熊本の荒西祐大投手と、契約金6500万円、年俸1100万円で仮契約をした。背番号は15。

26歳

荒西祐大投手は今年26歳、 玉名工業高校からHonda熊本に入り今年8年目の選手だった。2011年に社会人入りしてから、都市対抗や日本選手権で登板し、3年目からはドラフト候補としても名前が挙げられていたが、3年目、4年目、5年目とドラフトでの指名はなかった。

高校卒ルーキーとはいえ今年社会人8年目、若い選手がプロ入りしていく中で年齢的にも限界かと思われていたが、昨年秋のアジアウインターリーグで5試合9回を投げて防御率0.00の好投を見せると、今年春のスポニチ大会から大活躍を見せ、侍ジャパン社会人代表でも4試合6回2/3を投げて4安打8奪三振無失点の好投を見せた。今年の社会人野球投手の主役といってよい活躍だった。

オリックスの長村裕之球団本部長は「すぐ1軍で対応できる投手。即戦力に1番近い。先発、リリーフどちらでもできる。社会人では予選も本選も一人で投げ抜いたタフさもある。140キロ後半のストレート、スライダー、シンカーのキレ、コントロールも安定している。コンビネーションで組み立てができる投手」と評価した。先発でも長いイニングをしっかり押さえるし、リリーフとしても無失点で抑える。力強いストレートもあるし経験に裏打ちされた使いどころの良い変化球もたくさんあり、引き出しが多い。

荒西投手は、「仮契約を終えて、少し実感がわいてきました。Honda熊本で培った強気のピッチングスタイルで、チームの勝利に貢献できるようにがんばります。15という素晴らしい番号をいただいたので、Hondaの大先輩である佐藤達也さんのように、結果を残しファンに愛される選手になりたいです」と話した。

最近のドラフトでは社会人野球でも若年化となっており、高校卒3年目の選手が人気になることが多く、25歳くらいになるとプロ入りは厳しいという感じになってくる。しかし、荒西投手が今年の急成長でプロ入りできた事、そして荒西投手がプロでも活躍を見せられれば、多くの社会人選手の希望になる。

社会人野球8年間の経験があり、多くの社会人選手の希望を背負う荒西投手、活躍してほしい。

2018年度-社会人投手のドラフト候補リスト

長村裕之球団本部長は「すぐ1軍で対応できる投手。即戦力に1番近い。先発、リリーフどちらでもできる。社会人では予選も本選も一人で投げ抜いたタフさもある。140キロ後半のストレート、スライダー、シンカーのキレ、コントロールも安定している。コンビネーションで組み立てができる投手」と高評価を口にした。

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