オリックス福良GMが渡米してドラフト6位の石川ケニー投手に指名あいさつ、進路は来年7月MLBドラフト後に決断へ

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オリックスは12日、10月23日のドラフト会議で6位指名したジョージア大学の石川ケニー投手(21)に対し、福良淳一GMらが11日(現地時間10日)に同大学を訪問し、指名あいさつを行ったことを発表した。米ハワイ出身の二刀流左腕は「これまでの人生で最も光栄な出来事の一つ」と感謝を述べた一方、進路については来年7月中旬に予定されているMLBドラフトを待ってから決断する意向を示した。

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福良GMが渡米、二刀流のブルペン&紅白戦をチェック

福良GMは米国のジョージア州へ飛び、ドラフト6位で指名した二刀流左腕・石川ケニー投手に指名あいさつを行った。遠くから訪れたことに対して、石川選手も球団を通じ、「オリックス・バファローズのフロントオフィスの皆様が、遠路日本からお越しいただき、直接ごあいさつしてくださったことに、心より感謝申し上げます」とコメントした。

福良GMらは、石川投手のブルペン投球に加え、野手として出場した紅白戦もチェック。最速150キロを誇る投手としての能力だけでなく、打者としてのポテンシャルもその目で確認した。

「最も光栄な出来事」と感謝、決断は来年7月

石川投手は「日本で育った日系アメリカ人として、オリックスのような日本プロ野球球団からご指名をいただけたことは、これまでの人生で最も光栄な出来事の一つです」と、喜びを語った。

一方で、ドラフトの交渉期限が来年7月31日であるのに対し、石川投手は同7月中旬に予定されているMLBドラフトの対象選手でもある。このため、まずはMLBドラフトの結果を待ってから、最終的な進路を決断する。

福岡ソフトバンクのドラフト1位・佐々木麟太郎選手(スタンフォード大)と共に、来年のMLBドラフトで指名の可能性があり、その後の短い期間に本人がどちらを選択する事になるか注目したい。また日本のドラフト会議で指名されたことが、MLBのドラフト会議で指名の順位がどうなるのかも興味がある。

石川 ケニー プロフィール

  • 氏名:石川 ケニー(いしかわ ケニー)
  • 所属:ジョージア大学
  • 出身:明秀学園日立高校 – 亜細亜大学(中退) – シアトル大学
  • ポジション:投手(二刀流)
  • 投打:左投左打
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト6位(オリックス)。米ハワイ出身の二刀流選手。最速150キロの左腕。明秀学園日立時代には甲子園出場経験あり。
2025年ドラフト会議指名選手一覧
2025年のドラフト会議は10月23日に行われ、支配下ドラフトが73人(昨年より4人増)、育成ドラフト43人(同11人減)の合計116人(同7人減)人が指名されました。
【オリックス】ドラフト6位のジョージア大・石川ケニーは来年7月中旬のMLBドラフトを待って進路を決断予定…福良GMらが渡米し指名あいさつ - スポーツ報知
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【オリックス】ドラフト6位のジョージア大・石川ケニーに指名あいさつ「これまでの人生で最も光栄な出来事の一つです」 - スポーツ報知
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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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