広島がスカウト会議、清宮選手と広陵・中村奨成をドラフト1位候補に

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広島は19日に広島市内でスカウト会議を開き、高校生のドラフト候補を約30人に絞り込んだ。

1位候補に清宮選手と中村選手

会議では高校生のドラフト候補の絞り込みを行い、その中で早稲田実の清宮幸太郎選手と広陵の中村奨成捕手を、即戦力に近い候補としてA評価とした。苑田スカウト部長は「特A評価がいないので、全選手を見てもらった。」と話し、即戦力と評価する特Aランクの選手がいないことも分かった。

苑田スカウト部長は中村捕手について、「いいですねえ。捕手でもそうだけど、三塁手になったら日本一の選手になれる。取って投げる動きがいい。打撃はみなさんも知っている通り、素晴らしい。左にも右にも打てる」と話し、セカンドまで1.7秒台の強肩よりも、打撃のうまさや足の速さなどを評価している様子。捕手としてはモーションやキャッチングに課題も見られ、球団によって対応が分かれそうだ。

また清宮選手については、「プロ志望届を出すかどうか。それで大幅に変わる。単独ではとれない。競合になるだろう」と話し、まずはプロ志望届を提出するかどうかに注視する。各球団とも清宮選手の進路の情報はハッキリとしていないようで、清宮選手がプロ志望した場合としなかった場合を想定しながら絞り込み作業を行っている。

高校生は30人に絞り込み

この日はほかにも、甲子園に出場した選手などを映像で確認し、高校生のドラフト候補を、投手19人、捕手2人、内・外野手9人の合計30人に絞り込んだ。

予想してみると、

投手19人:青藍泰斗・石川翔、熊本工・山口翔、花咲徳栄・清水達也、仙台・佐藤隼輔、市西宮・山本拓実、柳ヶ浦・田中瑛斗、前橋育英・皆川喬涼、東海大市原望洋・金久保優斗、啓新・牧丈一郎、星槎国際湘南・本田仁海、常磐・山上信吾、神戸広陵・東晃平、鶴岡東・吉住晴斗、学法石川・尾形崇斗、日大三・金成麗生、関東第一・高橋晴、菰野・岡林飛翔、武南・布川雄大、白鴎大足利・北浦竜次

捕手2人:広陵・中村奨成、九州学院・村上宗隆

内・外野手9人:清宮幸太郎、履正社・安田尚憲、横浜・増田珠、花咲徳栄・西川愛也、盛岡大付・植田拓、滝川二・高松渡、明徳義塾・西浦颯大、前橋育英・丸山和郁、中京大中京・伊藤康祐

今後、U18W杯などで多少の評価の変動があるかもしれないが、これで高校生の評価を終える。また、ヤマハ・鈴木博志投手、日立製作所・鈴木康平投手、JR東日本・田嶋大樹投手の社会人3投手も映像で確認し、秋の即戦力選手のチェックの準備も行った。大学リーグ戦や社会人野球でこれらの投手をチェックし、全体のドラフト候補を絞り込む。

広島カープのドラフト会議
2017年度-高校生のドラフト候補リスト

苑田聡彦スカウト統括部長は中村について、「いいですねえ。捕手でもそうだけど、三塁手になったら日本一の選手になれる。左にも右にも打てる」と話した。清宮については、「プロ志望届を出すかどうか。それで(他球団の動向も)大幅に変わる。単独ではとれない。競合になるだろう」と予想した。

苑田スカウト統括部長は「(即戦力候補の)特A評価がいないので、全選手を見てもらった。(中村は)取って投げる動きがいい。打撃はみなさんも知っている通り、素晴らしい」と評価した。

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