広島ドラフト2位・山口翔投手が仮契約、契約金6000万円・年俸600万円、160キロ目指す

高校野球ドラフトニュース広島カープドラフトニュース2017年ドラフトニュース

広島カープはドラフト2位で指名した熊本工・山口翔投手と、契約金6000万円、年俸600万円で仮契約をした。

160キロ

山口翔投手は高校入学時から3年間で体重を20kg増やしたものの、181cm75kgと体はまだ細い。しかしこの3年間で球速をぐんぐん伸ばして自己最速は151キロを記録した。

山口投手はプロ入り後も「まずは自己最速を出したい。そこから伸ばしていきたい」と話し大台の160キロを目標とした。担当の田村スカウトは「大人の身体になったらどんな球を投げるのか楽しみ」と話した。

田村スカウトは「沢村賞を目指してほしい」と話し高い期待を伝えたが、「沢村賞の基準が分からないんです」と話した山口投手、「小さい目標からコツコツクリアしてきた。1軍のマウンド、初勝利、2ケタ勝利」と、目標を着実にクリアしていく考え方を示した。

2年時は140キロ後半を投げ、秋季大会では抜群の安定感も見せていたが、センバツではやや荒れた投球だった。しかしその後、視察したスカウトが「覚醒した」と話すなど成長を見せていた。

広島のファームで1年後には、球速も伸ばし、1軍のマウンドも経験できるような投手になっているだろう。体重を80kg台に乗せ、まずはそこが目標となる。

2017年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

1メートル81、75キロと細身な体から最速151キロを誇る。田村恵スカウトから「先発完投ができるタイプ。沢村賞を目指してやってほしい」と激励されると、大谷を目標に掲げる右腕は「一日でも早く1軍に上がって、いずれは狙えるように頑張りたい」と笑みをこぼした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント