広島がドラフト1位指名を公表した苫小牧中央の斉藤優汰投手は、「びっくりしました。」と心境を語った。広島は北海道日本ハムを意識して1位指名公表に踏み切った。
北海道
「次世代のエースになる」と広島カープの白武スカウト部長が公表した苫小牧中央の斉藤優汰投手だが、プロ志望届を提出した際には、入団する球団に「こだわりはない」としたものの、「できるなら地元の球団がいい」と本音ものぞかせていた。
ドラフト1週間前に広島は1位指名を公表したが、白武スカウト部長は日本ハムが競合するのではと考えていたというが、その日本ハムが日体大の矢澤選手の1位指名を公表したことで、「競合を避けるために。北海道の出身なので来てもらおうという意思の表れ。日本ハムが1位を公表したので作戦上、公表してもいいのかなと」と公表した理由を語った。
広島の1位指名公表を受けて斉藤投手は「びっくりしました」と話し、高い評価をしてもらって光栄に思います。」と話した。そして、「菊池選手や森下投手など、球界を代表する選手が多い。もし入れたら、多くのことを学びたい」と話した。それでも「評価してもらったことはうれしいけれど、舞い上がらず、謙虚に過ごしていきたい」とドラフト会議まで落ち着いて過ごすと話した。
これでドラフト1位指名は5球団目となり、ドラフト会議で単独指名となるか注目される。


昼休みに野球部の横井美可副部長から1位指名公表のニュースを知らされた。広島について「明るいチームで、球界を代表する選手が何人もいる。新井監督は頼りになりそうな方」と好印象を口にした。8月末にプロ志望届を提出した際には「できるなら地元の球団がいい」と本音をのぞかせながらも、「こだわりはない」と全球団OKの姿勢を示していた。

「競合を避けるために。北海道の出身なので、来てもらおうという意思の表れ。日本ハムが1位を公表したので作戦上、公表してもいいのかな…と」
コメント