広島がスカウト会議、大阪桐蔭・前田悠伍投手、享栄・東松快征投手、広陵・真鍋慧選手など２６５人リストアップ

広島は1月12日に、マツダスタジアム内の球団事務所でスカウト会議を開き、大阪桐蔭・前田悠伍投手、享栄の東松快征投手、広陵・真鍋慧選手や大学・社会人の上位候補選手を映像で確認し、ドラフト候補265人をリストアップした。

高校生中心

白武スカウト部長は「今年は高校生中心で行こうと。即戦力候補も取るんですけど、次世代の選手を見ると、下の方が少ないので、高校生を中心にとって、ところどころで即戦力を取れるようなスカウティングを」と話し、早くも高校生中心という今年の指名方針を明らかにした。

そしてこの日はドラフト上位候補になりそうな大阪桐蔭・前田悠伍投手、享栄の東松快征投手、広陵・真鍋慧選手、そして大学・社会人の有力選手を映像で確認した他、各地区からドラフト候補265人をリストアップした。

また、松田オーナーからは花巻東の佐々木麟太郎選手の名前が挙がったとし、白武スカウト部長は「今後どれくらい伸びるか。春の大会も見て、次の会議でも話をしたい」と話した。

カープは24歳前後のところに投手が多くおり、野手はその上の25,6歳と22歳以下のところが多くなっている。世代的にバランスをとる方針であるため、投手は高校生、野手は高校生か大学・社会人の選手あたりの指名があるかもしれない。

次回のスカウト会議は5月下旬を予定している。