広島ドラフト6位・西川篤夢選手が仮契約、鳥谷敬選手のように怪我知らずの強靭な体で遊撃レギュラー狙う

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広島からドラフト6位指名を受けた神村学園高伊賀(三重)の西川篤夢(あつむ)内野手(17)が17日、名古屋市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金2500万円、年俸450万円(金額はいずれも推定)で仮契約を結んだ。小学3年から野球を始めて「一度もけがをしたことがない」という強靭な肉体が武器の遊撃手は、憧れの「鉄人」鳥谷敬氏のように、1年目からの1軍出場を誓った。

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憧れは鳥谷敬氏、鉄人ロード歩む

仮契約を終えた西川篤夢選手は、「(1年目は)1軍で出る目標を持ちながらも、体づくりをしていかないといけない。けがをしない体づくりをしながら、試合に年間通して出られるようにしたい」と、プロの舞台での目標を語った。

小学3年で野球を始めて以来、一度も大きな怪我をしたことがないという「体の強さ」が最大の武器だ。高校時代は日課の塁間ダッシュ100本に加え、帰宅後も自宅近くの坂道ダッシュを20〜30本敢行。その努力で強靭な肉体を作り上げた。

そんな西川選手が憧れるのは、遊撃手として歴代1位の667試合連続フルイニング出場を果たした鳥谷敬氏。「鼻の骨が折れても、次の日には試合に出たりとかしていましたし、プレッシャーがかかった場面でも盗塁をしたりとか、気持ちが強い。自分も全力でやっていきたい」と、その鉄人魂を受け継ぐ覚悟だ。

小園、矢野に挑戦状「必ずレギュラーに」

広島の遊撃には、小園海斗選手や矢野雅哉選手ら、年齢の近い先輩が高い壁として立ちはだかる。それでも17歳の逸材は「同じポジションの小園さんや矢野さんからは学ぶこともたくさんあると思う。自分の引き出しを増やしていって、必ず自分が広島の遊撃レギュラーになれるようにやっていきたい」と力強く宣戦布告した。

家族への恩返し誓う

三重県伊賀市出身だが、野球のレベルアップのため、小学5年から中学3年までは週末に片道1時間半かけて愛知や大阪のクラブチームに通った。その送迎を続けてくれた両親への感謝は尽きない。「テレビでも見てもらえるような選手になりたい」。家族の支えを胸に、プロの世界で恩返しを誓う。

西川 篤夢 プロフィール

  • 氏名:西川 篤夢(にしかわ あつむ)
  • 所属:神村学園高校伊賀
  • 出身:三重県伊賀市
  • ポジション:内野手
  • 投打:右投左打
  • 身長・体重:184cm・77kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト6位(広島)。契約金2500万円、年俸450万円(推定)。走攻守三拍子そろった大型遊撃手。野球人生で一度も怪我をしたことがない強靭な肉体を持つ。
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広島ドラ6・西川篤夢 「鳥谷選手に憧れ」鉄人ロード突き進む 強靭な体武器に高卒1年目から1軍狙う - スポニチ Sponichi Annex 野球
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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