中日ドラフト3位・古本武尊選手などが仮契約、ドラフト指名選手交渉状況

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 中日はドラフト会議で3位指名した龍谷大・古本武尊選手と仮契約を結んだ。契約金5000万円、年俸800万円。古本選手は大学球界屈指のパワーヒッターであり、強肩はプロでも屈指の存在となりそうだ。しかし、大学4年夏の練習中に目の周辺をケガし、視力への影響などプレーにどれだけ影響が残るのかがわからないほか、大学在学中に飲酒し自転車を運転したとmixiに書き込んでいたことが発覚し、入団前に騒動を起こしてしまった。プロでは活躍することで周囲やファンを安心させる事になるだろう。

 東北楽天はドラフト5位で指名した熊本ゴールデンラークスの島井寛仁選手と、契約金3000万円、年俸840万円で仮契約を結んだ。島井選手は沖縄では高い身体能力で中学時代から東浜巨投手と並ぶほど評価されていた。しかし一時は野球を離れるなど紆余曲折があり、現在はスーパーで働きながら野球を続けていた。100m10.9秒の俊足に140kmを越す球速を投げる強肩など高い身体能力をプロで伸ばすことができるか、期待したい。

 オリックスはドラフト6位で指名したJR東日本・戸田亮投手と、契約金3000万円、年俸800万円で仮契約を結んだ。戸田投手は高千穂大時代から140km後半の速球を投げていた素材型選手、社会人でも1イニング以内での登板で球速を活かしていた。フォームは微妙なバランスで150kmを記録する速球が投げられている感じで、フォーム改造などで投げられなくなってしまうような繊細さを感じる。ただし制球面も含め課題もあり、どのように成長させていくのかに注目したい。

 

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