中日、秀岳館・九鬼隆平捕手や横浜高・村田雄大選手も高く評価、高校生中心ドラフトも

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中日は13日に行われたスカウト会議において、高校生中心のドラフト戦略になる可能性を示唆した。

5年後を

中田スカウト部長は「即戦力という力も必要だが、それだけというのは厳しい。すぐ2、3年だけ活躍するのではなく5年後に柱として2桁勝利を挙げる素材を探している」と話し、2014年、2015年の即戦力中心のドラフトから転換を図る可能性を示した。

指名候補としては履正社・寺嶋成輝投手、横浜高・藤平尚真投手、花咲徳栄・高橋昂也投手の他、作新学院・今井達也投手をリストアップし、さらに野手でも秀岳館・九鬼隆平捕手や横浜高・村田雄大選手を高く評価しているという。

ここ数年で外野手や捕手は社会人・大学生の選手の指名をしたものの、まだ1軍で実績を残していない。今の状態で即戦力選手を獲得しても、活躍の場を得るのが難しくなるという事もある。九鬼選手や村田選手を2軍でじっくりと育てて、4、5年後に主力選手に育てたい。

九鬼選手は強力打線の秀岳館において4番を打ち、チームをまとめる主将としてリーダーシップを見せている。また、村田選手は185cm85kgの左のスラッガーで、高校通算は12本だったがこの夏の神奈川大会で3本塁打を放った。冬に木製バットで練習をしており飛距離が格段に伸びた。左のスラッガーとして高橋周平選手を突き上げる事も期待したい。

2016年度-高校生捕手のドラフト候補リスト

2016年度-高校生外野手のドラフト候補リスト

甲子園組では履正社・寺島成輝投手、横浜・藤平尚真投手、花咲徳栄・高橋昂也投手の「高校ビッグ3」に、最速151キロを計測した作新学院・今井達也投手の評価が急上昇した。

 また野手にも注目していて、秀岳館・九鬼隆平捕手や横浜の4番村田雄大外野手らの評価が高い。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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